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スリム全世界株式(オール・カントリー)の運用は順調そうです

投稿日:2018年12月10日 更新日:

三菱UFJ国際投信がど真ん中で勝負しようと「スリム全世界株式(オール・カントリー)」を設定してから1ヶ月が経過しました。直接のライバルは楽天全世界株式ですが、人気(売れ行き)は楽天全世界株式にはかないません。このままではずっと勝てなくても不思議ではありません。

そう考える根拠の1つは、スリム先進国株式がニッセイ外国株式の純資産総額に追いつくことは(現状のままでは)永久にないと思われることです。

次のグラフはニッセイ外国株式とスリム先進国株式の総口数の変化です。

赤のラインがニッセイ外国株式、緑のラインがスリム先進国株式です。現在信託報酬は同率です。このグラフを見て、スリム先進国株式がニッセイ外国株式に追いつく未来を想像できる人はいないと思います。

以下、「スリム全世界株式」はオール・カントリーのことを指します。

スリム全世界株式 vs SSGA全世界株式

MSCI ACWIをベンチマークにしている、日本で買えるインデックスファンドはSSGA全世界株式とスリム全世界株式だけだと思います。SSGA全世界株式は2017年9月8日に設定されましたが、信託報酬率が税込み0.5184%もする上に信託財産留保額を0.3%も取るという、とてもやる気のない設定です。そのため、日本を含む全世界株式に投資した場合は、楽天全世界株式かスリム全世界株式を考えるのが良いと思います。なお、SBI全世界株式はベンチマークがまがい物なので僕はおすすめしません。

ベンチマークを詐称するインデックスファンドは信用できないからです。

次はスリム全世界株式とSSGA全世界株式のリターン比較です。本来は設定日直後は比較しないのですが、スリム全世界株式は設定後1ヶ月ちょっとしか経っていないので、あえて設定日から比較しています。そのため、設定日直後は多くのインデックスファンドに見られる「不安定さ」を割り引いて見るようにして下さい。

スリム全世界株式 vs SSGA全世界株式

赤のラインがスリム全世界株式、緑のラインがSSGA全世界株式です。ほとんど重なっています。青のラインがリターンの差で、スリム全世界株式ーSSGA全世界株式です。

青のラインは最初はフラットでしたが、途中から右肩上がりに変わっています。設定日直後を無視するなら、右肩上がりのラインの傾きがトータルコスト差を示していると考えられます。スリム全世界株式の信託報酬率は税込み0.15336%なので、その差は0.36504%です。1ヶ月換算だと0.030%なので、設定日直後を含むこの比較期間(1ヶ月と1週間)で0.05%程度の差が生まれているのは順当と言っていいでしょう。

もちろん、隠れコストは全く分からないわけですが、いろんなインデックスファンドのリターン比較を見てきた経験から言って、スリム全世界株式の運用は順調と思われます。順調でない場合は明らかに暴れます。

こういうこともありました。

スリム全世界株式 vs スリム全世界株式(ACWI風)

ここからは娯楽です。マジに受け取らないで下さい。

次の記事でスリムシリーズ3本からスリム全世界株式(ACWI風)を合成して遊びました。

せっかくなので本物と比較しました。

スリム全世界株式 vs スリム全世界株式(ACWI風)

青のラインは本物ー合成です。マイナス側にあるので合成の方がリターンが高いです。でも本物の設定日直後を比較するのは可愛そうなので、11月19日から比較してみます。

スリム全世界株式 vs スリム全世界株式(ACWI風)、その2

おや、それでもまだマイナス側にありますね。ということは、やはり合成の方がリターンが高いと言えます。

でも差は小さいですし、明らかな右肩下がりでもないので、本物と合成のトータルコストはほとんど変わらないと思われます。国内株式は、本物がMSCIジャパンに対して合成はTOPIXという違いもありますが、この比較で大きな差がないことから、とりあえず、スリム全世界株式は多くの人の期待に応えられそうだと言っていいでしょう。

原理的にはスリム全世界株式の方が有利

楽天全世界株式は本家VT(ETF)を買うだけのインデックスファンドです。スリム全世界株式は現物株を買う普通のインデックスファンドです。MSCIジャパン指数をベンチマークにするマザーファンドを新設したことに賛否あるわけですが、そして楽天全世界株式とスリム全世界株式はそもそもベンチマークが異なるのですが、リターンに関しては、原理的には、スリム全世界株式の方が有利です。それは、僕は人に説明できるだけ理解できていませんが、楽天全世界株式には三重課税コスト問題があるからです。三重課税コスト問題についてはたわら男爵様のブログが詳しいです。

でも三重課税コスト問題を気にする人は極少数だと思われるため、もっと一般人にも分かるメリットを強調しないと、スリム全世界株式は人気(売れ行き)において楽天全世界株式に追いつけないと思います。トータルコストも気にする人が少ないことから、残るはひとつしかありません。信託報酬率です。たとえば、スリム先進国株式並にするのです。

ダメですかね。あるいは、ど真ん中で勝負を挑んだものの、永久に楽天全世界株式に追いつけなくても構わない(スリム先進国株式とニッセイ外国株式の関係のように)のでしょうか。

 

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