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VTとBNDを80:20で混ぜると良いとありましたが本当でしょうか

投稿日:2018年12月25日 更新日:

ある投信ブログに、VTとBNDを比率80:20で混ぜると良いとありました。BNDは米国債券ETFです。株式100%でなくていくらか債券を混ぜると良いという意見は良く聞きますが、VTとBNDを比率80:20で混ぜるとどうなるのでしょうか。調べました。

VTとBND

次はVTが設定された翌月から2018年11月までの取引価格の騰落率です。ドルベースです。

VTとBND

赤のラインがVT、緑のラインがBNDです。BNDの値動きがとても小さいことが分かります。VTにBNDを混ぜると良いと考える根拠は、株式と債券が逆相関にあることだろうと想像しますが、その逆相関性はいつもあるとは限りません。

VT+BND

次はVTとBNDを80:20で合成し、毎営業日リバランスしたものと、VTそのもののリターンの騰落率をプロットしたものです。

VTとVT+BND

赤のラインがVT、緑のラインがVT+BNDです。緑のラインが上側にある時は、債券を混ぜた効果があるということです。

リターンの差をプロットすると良く分かります。

VTとVT+BNDのリターンの差

青のラインがマイナス側にある時は、債券を混ぜた方がリターンが高い(混ぜた効果があり)です。この比較では効果が認められます。

比較開始を2009年1月にすると

比較開始を2009年1月に変更

債券を混ぜた効果はほとんどありません。VTのみが大きく下落した時でもBNDを混ぜたものよりもリターンは高いです。

比較開始を2012年1月にすると

比較開始を2012年1月に変更

この比較期間でもそうです。債券を混ぜない方がリターンが高いです。

求めるのはリターン?変動率の小ささ?

僕は債券不要論者です。それは、長期投資を前提とするなら債券を混ぜない方が儲かると考えているからです。この記事の比較でもそうですし、次の記事の比較でもそうです。

なお、騰落率が異なるものを比較する場合の常として、どのポイントから比較するかで見え方が大きく変わります。そして、良く都合のいい比較結果が出るポイントが選ばれます。

僕のブログ記事も含めて、リターン比較には注意が必要です。

値動きの小さい債券を混ぜれば変動率は小さくなります。株式と債券の逆相関性が強ければさらに効果的で、株式相場の下落時にマイナスになる度合いを抑えてくれます。でもそれは、実際に投資する商品で本当に期待できるでしょうか。また、債券を混ぜることでリターンが劣化しますが、そのデメリットよりも期待できるメリットの方が大きいでしょうか。

僕は変動率の大きさは気になりません。株式相場の調整時や暴落時には応分に下落してもらって結構です。それを和らげて欲しいとは全く思っていません。そのために債券を混ぜたことでリターンがどれだけ劣化するか分かっているので、債券を混ぜる気にはなりません。そして5年以上の期間で見れば、株式に債券を混ぜる意味などないと思っています。

もちろんこれは限られたデータの比較結果に飛びついた僕の短絡的な判断である可能性も十分高いわけです。僕が正しいかどうかを判定する公平な手段はきっとないと思いますが、僕はスリム先進国株式のみに投資することで、それで十分高いリターンが得られるはずだという仮説を証明する実験をしています。この実験に投じる資金は数千万円になる予定なので、あてが外れた時に僕が受けるショックは大変なものになります。どうなるか楽しみでしょ。

 

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