インデックス投資

2018年は毎営業日積み立てが有利でした

2019年1月3日

統計的には積み立て投資よりも一括投資の方が儲かる確率が高いのと同じ理屈で、毎営業日積み立てよりも毎月積み立ての方が儲かる確率は高いです。それを複数回に渡って検証しています。

基準価額が変動しながらも右肩上がりで伸びるなら、毎月初積み立ての方が有利です。毎営業日積み立てよりも平均取得価額を下げられます。逆に右肩下がり、または上げ下げがあっても一定の範囲から出ないボックス相場の場合は毎営業日積み立ての方が有利です。

したがって、基準価額が右肩上がりで成長する強気相場で毎営業日積み立てをする意味はありません。単に報われない無駄なことをしているだけです。もし、月初に積み立てた直後に基準価額が大きく下がったら高値づかみをしたと後悔してしまうのであれば、毎営業日積み立てに意味がないとは言いません。でもそれって毎月の積み立て額が大きすぎないですかね。

では株価が乱高下し、多くの資産の年初来のリターンがマイナスで終わった2018年はどうだったでしょうか。結論はタイトルにもある通り、毎営業日積み立てが有利でした。毎月積み立てよりもマイナスの度合いが低くてすみました。それはすなわち平均取得価額を毎月積み立てよりも低くできたためで、株価が回復して基準価額が上昇すればプラスのリターンの差であらわれます。

比較方法

2018年年初から毎営業日5,000円積み立てた場合と、その月の営業日数×5,000円を月初に積み立てた場合の12月28日の利益率を比較します。本当はそんな積み立て方にはならないのですが、投資元本を同じにするためです。次のインデックスファンドに登場して頂きました。

  • スリム先進国株式
  • スリム新興国株式
  • スリムTOPIX
  • スリムバランス(8資産均等型)
  • 楽天全世界株式
  • 楽天全米株式

スリム先進国株式

スリム先進国株式

利益率は-9.6% vs -10.3%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

スリム新興国株式

スリム新興国株式

利益率は-11.0% vs -12.2%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

スリムTOPIX

スリムTOPIX

利益率は-12.5% vs -13.7%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

スリムバランス(8資産均等型)

スリムバランス(8資産均等型)

利益率は-4.4% vs -4.9%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

楽天全世界株式

楽天全世界株式

利益率は-10.3% vs -11.0%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

楽天全米株式

楽天全米株式

利益率は-8.8% vs -9.2%で毎営業日積み立ての方が有利でした。

まとめ

一覧表にしました。差は毎営業日積み立てー毎月積み立てです。

一覧表

これらのインデックスファンドだと、新興国株式と国内株式の下落が顕著だった分が「差」にあらわれています。

元本は約123万円(銘柄で違います)なので、1%ポイントの差は税引前で1.2万円の差に相当します。この場合はどちらも含み損なので、このまま売却しても課税されませんが、まったくうれしくないですね。

2019年はどちらが有利か

2019年は弱気相場が続くと見るなら毎営業日積み立てが有利です。逆に早い時期にいったん回復基調になると見るなら毎月積み立てが有利ですが、正確な予測は不可能です。

僕の予想+希望は、年明け早々に米国議会予算の問題が解決して米国株式が回復基調になり、夏頃には世界同時株安の前の水準に戻り、その後も上昇を続けるというものです。でも僕には予知能力がないので当たらないはずです。

僕は現在、iDeCoを除くと楽天証券しか利用していないため、そもそも特定口座で毎営業日積み立てができません。なので毎月積み立て一択です。楽天証券は、つみたてNISAに限って毎営業日積み立てが選択できますが、我が家は一般NISAを選択しています。

SBI証券なら特定口座で毎営業日積み立てが利用できるので、有利になると思う方を選択すればいいでしょう。年の途中で設定を変えてもいいと思います。ただし、そういうことをすると暴落時に積み立て設定を解除したくなる誘惑にかられるかも知れませんが、絶対に積み立て投資を継続すべきです。それに自信が持てないなら、積み立て設定はいじらない方が良いです。

つまるところ、どのような判断をして何を選択するかはみなさんが自分で考え自分の責任で行うわけです。

よろしければ次の記事もご覧ください。

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