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たわら先進国株式とスリム先進国株式のトータルコスト差は明白です

投稿日:2019年1月9日 更新日:

我が家は楽天証券のiDeCoでたわら先進国株式に投資していましたが、どうしてもスリム先進国株式に乗り換えたくてわざわざiDeCo口座を松井証券に移管しました。

隠れコストを含んだトータルコスト差は税込み0.0561%だったのですが、基準価額の実績データからはもっと差があることが分かっています。

先日、たわら先進国株式の第三期(2018年10月12日まで)運用報告書が公開されました。それからトータルコストは税込み0.251%と分かります。第二期は税込み0.254%だったので微減ですね。

現在のトータルコスト差は

スリム先進国株式の第一期運用報告書から計算したトータルコストは税込み0.19786%でした。その後7月25日にニッセイ外国株式の信託報酬引き下げに対抗して0.1095%から0.1090%に引き下げていますので、現在のトータルコストは税込み0.19736%程度と計算されます。

よって現在のトータルコスト差は0.05364%ポイントと思われます。小さいですか。気にするほどではないですか。セコいですか。僕はものすごく気になります。

楽天証券で投資信託保有でもらえるポイント、うれしくないですか

楽天証券でハッピープログラムを選択している場合、どんなにローコストの投信であっても毎月の保有額10万円ごとに楽天スーパーポイントが4ポイントもらえます。10万円未満の端数は捨てられますが、それを無視すると年率0.048%のポイント還元率です。これを再投資すると馬鹿にならない差が生まれます。

再投資しなくても僕はこのポイントはうれしいです。わずか年率0.048%ですが、スリム先進国株式を1,000万円保有していると年間4,800円分のポイントがもらえます。現在の個人向け国債変動10年の税引き後利率はたったの0.0398425%です。楽天証券で投信を保有してもらえるポイントの方が高率です。(ポイントは非課税なので0.048%そのままを手にできます。)

このポイントがうれしいなら、スリム先進国株式とたわら先進国株式のトータルコスト差0.05364%ポイントは無視できないでしょう。

リターン実績

次はスリム先進国株式とたわら先進国株式のリターン実績の比較です。比較期間はスリム先進国株式の信託報酬が税抜き0.1095%になった、2018年1月30日から2019年1月4日までです。約1年間ですね。

スリム先進国株式とたわら先進国株式のリターン実績の比較

変動はありますがほぼ0.1%ポイントの差が生まれています。理由は不明ですが、僕らが一般的に認識している(そうだと思っている)トータルコスト差よりも大きいです。受益者が実際に手にできる現金の多い少ないを決めるのは運用報告書にある数値ではなくて基準価額ですから、僕はこの実績データを重視します。

僕のiDeCo口座のスリム先進国株式は

僕はiDeCo口座でスリム先進国株式に3,484,000円拠出する見込みです。残念ながら60歳の誕生日を迎えるとiDeCoで拠出できなくなりますが、70歳までは普通にホールド可能です。

実際には70歳直前で暴落すると困るので、いつまでスリム先進国株式としてホールドするかは思案のしどころですが、十分長い年数ホールドすることは確かです。資金を拠出中の現在も含めて、コスト差は確実にリターンに影響します。

少なくとも現時点でトータルコスト差が0.05364%ポイントあると考えられており、リターン実績にはもっと差があります。将来のことは分かりませんが、この差は縮まらないかも知れません。

たわら先進国株式の信託報酬は税抜き0.20%に引き下げられてからは、いわゆる超ローコスト競争からは距離を置いたように見えます。たわら先進国株式の信託報酬が下がらないのは、販売の主体を金融機関の窓口に変えたためではないでしょうか。たわら先進国株式の販売会社は62社ありますが、ニッセイ外国株式は20社、スリム先進国株式は11社しかありません。そして信託報酬が競合するインデックスファンドより割高であっても販売目標をクリアできているなら、わざわざ信託報酬を引き下げることもないと判断しても不思議ではありません。

iDeCo口座は特定口座とは違う

たわら先進国株式を特定口座で買っている場合、スリム先進国株式に乗り換えるのは容易ではありません。含み益が大きい場合は売却益に課税される20.315%を取り返すのに(トータルコスト差が小さいため)長い年数を要するからです。その判断のための試算はアウターガイ様の「乗り換えコストチェッカー」で行えます。

基準価額が大きく下落または暴落して含み益が少なくなった時が、ローコスト投信への乗り換えのチャンスだと言われます。それでも気合を入れないと実行に踏み切れない気がします。

でもiDeCo口座には素晴らしい(数少ない)メリットがあります。口座内でのスイッチングも証券会社間での口座の移管も譲渡税が課税されることなく実行できるのです。僕も妻もそうして、楽天証券のiDeCo口座のたわら先進国株式から、松井証券のスリム先進国株式に乗り換えました。その際に少しひねりを加えましたがそれは本質ではありません。

iDeCo口座でたわら先進国株式に投資していて、スリム先進国株式の方がいいなあと思っている人は、手間はかかりますが課税されることなく乗り換えできますので検討してはいかがでしょうか。その手間と移管費用の負担はいっとき、コスト負担は売却するまでずっとです。

新規投資はたわら先進国株式よりスリム先進国株式

特定口座でたわら先進国株式に積み立て投資している場合、それを継続するのはたわら先進国株式への愛(または怠慢)が理由だと思いますが、愛より利益を望むなら、たわら先進国株式への積み立て設定は解除して、スリム先進国株式(嫌いでなければニッセイ外国株式でもいいですが)に積み立てた方が(少なくとも現状では)儲かります。

可能性はとても低そうですが、もしたわら先進国株式が信託報酬を税抜き0.0980%とかに大胆に引き下げたとしたら、これまでの実績からすると、スリム先進国株式もそれに同率で追随するでしょうから、新規投資をスリム先進国株式に切り替えるのは悪い話ではないと思います。

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