個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

先進国株価はこのまま世界同時株安から回復できるのか

投稿日:2019年1月10日 更新日:

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が株式市場の過剰な反応を見かねてか、朝令暮改的に昨年末の発言からハト派寄りに変更したこと、7日から始まった米中次官級協議の内容に(伝えられている範囲では)好感を持たれていることから、米国株式3指数は3日連続で上昇しています。市場関係者の心理が改善されつつあるようです。

僕はスリム先進国株式に集中投資しているので、一番気になるのはS&P500指数です。スリム先進国株式のベンチマークはMSCIコクサイですが、7割弱は米国株式なのでS&P500指数の影響が大きいです。また、英国のEU離脱問題は依然大きな懸念ではあるものの、欧州株価も米国株価につられるように上昇しています。結果、先進国株価は上昇中です。

このまま世界同時株安から回復できるのか、何かをきっかけにまた逆戻りするのかは未来にならないと分かりません。でも現在、スリム先進国株式の基準価額が十分に下がっていることは確かなので、僕はこのまたとないチャンスを活かそうとしています。避けたいのは、基準価額が元に戻ってから、あの安い時にもっとしっかり買っておけば良かったと悔やむことです。一度経験しています。

幸い、リスク資産に振り向けられる余裕資金があるので、安い時にはしっかり買いたいのです。

世界同時株安

次は世界同時株安が始まる直前から1月9日までの、スリム先進国株式の基準価額の推移です。

スリム先進国株式の基準価額の推移

青の丸で囲ったところが1月4日です。それから上昇して現在は直近の最高値から14%程度の下落です。十分安いです。

次はスリム先進国株式の設定来の基準価額の推移です。

スリム先進国株式の設定来の基準価額の推移

青のラインが現在の基準価額です。2017年7月から9月頃の水準です。また、僕が買いそびれた2018年3月の底値あたりです。安いとは思いませんか。

買いたくなければ買わなければ良い

将来を信じて投資しているインデックスファンドの基準価額が十分下がっている時であっても追加投資したくないのなら、買わなければいいだけです。あなたのお金なんだからあなたの好きなようにすればいいのです。

本当は追加投資したいけど余裕資金がない場合は我慢するしかないですね。そもそも投資は余裕資金でやるものです。

でも、基準価額が下がっている時に追加投資できれば平均取得価額を下げられるので、そうしない場合に比べて確実に儲かります。これは単純な算数です。僕は、インデックスファンドへの投資で投資期間の割に大きな含み益を実現している人が、暴落など基準価額が大きく下落した時に十分な金額を投資したからだという実例を知っており、それにならいたいのです。

NISA枠を積極的に使う

我が家は2019年以降も、つみたてNISAではなくて通常NISAを選択しました。

通常NISAがつみたてNISAに比べて圧倒的に良いところは、買い方に制約がないことです。年間120万円の非課税枠を何の制約も受けずに利用できます。つみたてNISAはそうは行きません。積み立て設定していたけど、株価下落で安くなったから前倒しで買うようなことができません。通常NISAなら問題なくできます。なんでもありです。

大学生の子供のジュニアNISAは非課税枠が80万円ですが、買い方は自由です。それで、我が家は世帯として2019年の非課税枠が320万円あります。この非課税枠はどうせ2019年中に使い切る予定だったわけですから、十分安くなっている今、積極的に使っても後悔するとは思えません。

追加投資を後悔するようなら買わない方が良い

暴落でも下落でもいいですが、基準価額が十分下がっているから買い増ししようとする時の問題は、下落の規模と期間が前もって分からないことです。そのため、そもそも底値を狙うのではなくて(それは無理です)、時間的な幅を持って追加投資するのが賢明です。次の記事で暴落時の買い方をシミュレーションしています。

避けられない課題として、たとえば20%程度の下落が長期間続いてから暴落が始まり35%の下落となったような場合に、長く続いた20%の下落期間で余裕資金を使い切ってしまう、弾を撃ち尽くしてしまうことがあげられます。今回の世界同時株安はいったん回復に向かいそうな雰囲気ですが、これも怪しいものです。

僕の希望は、これから世界同時株安前の水準まで数ヶ月かけて戻ることですが、そうならずに今の水準でグダグダするかも知れませんし、さらに下落するかも知れません。先は読めないのであくまで現在の基準価額に応じた行動をするしかないわけですが、株価の動向によっては思ったように行かないこともあるでしょう。もし、追加投資したことを後悔するようなら最初からしない方がいいです。

この世界同時株安で、今の水準でNISAの非課税枠を使い切ったあとで暴落が始まっても、僕は後悔することなく特定口座でさらに追加投資すれば良いと思っています。

もっと長い目で見ると

次はeMAXIS先進国株式の設定来の基準価額の推移です。8年以上前からになります。

eMAXIS先進国株式の設定来の基準価額の推移

現在十分安くなっているとは言っても、もっと長い目で見れば大したことはありません。2015、16年あたりのチャイナ・ショックの頃(緑の丸で囲ったところ)はもっと安かったわけです。でもそれは2019年の今から振り返ってそう思えるわけで、数年後には今の青い丸で囲ったところがずいぶん安かったと思うかも知れません。

いずれ分かります。

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.