個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

iFree S&P500のトータルコストは運用報告書通りなのか

投稿日:2019年1月25日 更新日:

かつて、iFree S&P500とSSGA米国株式の実績リターン比較から、iFree S&P500のトータルコストはSSGA米国株式よりも高いと予想をしたのですが、それは間違いでした。

でもどうしても釈然としないままでした。そこで見直すことにしました。

なお、この記事に書かれているのは僕個人の考え、想像であってもちろん内容の正しさを保証するものではありません。あくまで投信ブロガーが書いた読み物と捉えて下さい。

運用報告書から計算されるトータルコスト

信託報酬はiFree S&P500の税込み0.243%に対してそれより1ヶ月後に設定されたSSGA米国株式は税込み0.486%とやる気がありません。そして運用報告書からiFree S&P500のトータルコストは税込み0.3723%、SSGA米国株式のトータルコストは税込み0.5442%と計算されます。

ベンチマークは同じで、確実にSSGA米国株式の方がトータルコストが高いので、リターンを比較すると明らかに右肩上がりの直線状になることが期待されるのですが、実際にはそうなりませんでした。

リターンの差

次はSSGA米国株式が設定された直後を避けて2017年10月10日から2019年1月18日までのリターン差をプロットしたものです。

青のラインはiFree S&P500ーSSGA米国株式です。この動きはどちらかの運用に問題があるはずです。赤の補助線を引いた部分は自然ですが、それより前の動きは説明できません。

ここからは推測になりますが、SSGA米国株式の設定後の運用は安定しておらず、上振れしていたのではないでしょうか。SSGA米国株式のリターンが上振れしたために、iFree S&P500よりもリターンが高くなり、その結果、青のラインはマイナス側を移動したのではないかと。もし間違っていたらステートストリートグローバルアドバイザーズの関係者の方、大変申し訳ございません。

推測通りだとすると

次はSSGA米国株式とiFree S&P500のリターン差が自然だと思える時期以降の比較です。ほぼ8ヶ月間です。

SSGA米国株式とiFree S&P500のリターン差が自然だと思える時期以降の比較

0.15%程度の差が生まれているので、1年に直すと0.225%になります。運用報告書から計算されるトータルコスト差は0.1719%ポイントですが、リターン実績の差が大きいということは、iFree S&P500がSSGA米国株式よりもその分だけより低コストだということですから、歓迎します。

なぜSSGA米国株式を買うのか

次は総口数の推移です。

総口数の推移

赤のラインがiFree S&P500、緑のラインがSSGA米国株式です。僕はSSGA米国株式が10億口以上売れていることが理解できません。信託報酬はiFree S&P500の税込み0.243%に対してSSGA米国株式は税込み0.486%もします。さらに、受益者は意識していないかも知れませんが、売却時信託財産留保額が0.1%かかります。SSGA米国株式を選択するメリットがあるとは思えません。

おそらく、SSGA米国株式の受益者の多くは自分が条件の不利な選択をしている事実を知らないのだと思います。その選択は確実に損する結果につながるわけですが、これも自己責任です。

 

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.