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上方乖離を起こした三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスのその後

投稿日:2019年2月5日 更新日:

次の記事で三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスが上方乖離を起こしていたと書きました。

上方乖離の理由がたわら男爵様のブログ記事にありました。

次は運用報告書からの引用です。上方乖離の原因は和解金を取り込んだためとあります。

引用:運用報告書

インデックスファンドはベンチマークに忠実であるべきなので、たとえ上方乖離であっても避けるべきだと思います。でもこの和解金を取り込んで基準価額が上方乖離することを歓迎する投信ブロガーもいるようです。儲かった方が良いからでしょうか。でもそれを言い出してベンチマークへの忠実度よりもリターンの高さの方が評価されるなら、それはもはやインデックスファンド(パッシブ運用)ではなく、アクティブファンドになってしまいます。

和解金を取り込んだままではない

仮に、普段はベンチマークを忠実にトレースしていますが、たまたま和解金を取り込む突発的なイベントがあったので上方乖離しただけですよ、受益者は損していませんよ、としましょう。そうであるなら、ベンチマークから上方乖離した「差」は時間が経過してもそのまま維持されますよね。でも実際にはそうなっていません。

次は三井住友・日本株インデックスとスリムTOPIXのリターン比較です。三井住友・日本株インデックスの第一期運用報告書の決算期間での比較です。

三井住友・日本株インデックスとスリムTOPIXのリターン比較

青のラインは三井住友・日本株インデックスースリムTOPIXです。0.1%程度の上方乖離を起こした後、リターンを劣化させています。その後差は0.04%ポイント程度で一定していますが、どうして和解金を取り込んだことで上昇した基準価額がその後じりじりと下がったのでしょうか。

運用報告書にはこうあります。

引用:運用報告書

ベンチマークとの差異を知ることは実際には困難なので、同じ指数をベンチマークにしているインデックスファンドとの比較で様子を把握するしかないのですが、スリムTOPIXとの比較結果から分かる三井住友・日本株インデックスのリターンの変化を、上記説明で納得するのは難しいでしょう。できますか?

スリムTOPIX vs ニッセイTOPIX

スリムTOPIXのリターンの変化が分からないと比較にならないのではないか。そうですね。次はスリムTOPIXとニッセイTOPIXの、同じ期間のリターン比較です。

スリムTOPIX vs ニッセイTOPIX

目立った差はありませんので、やはり三井住友・日本株インデックスの動きは好ましいものとは言えないと判断します。

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