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楽天新興国株式の第二期トータルコストを予想しました

投稿日:2019年2月9日 更新日:

楽天新興国株式の第一期運用報告書から計算されたトータルコストは驚愕の税込み0.6008%でした。一方スリム新興国株式のトータルコストは運用報告書から税込み0.3897%と計算されますので、もうこの時点で楽天新興国株式は選択肢から外れます。もちろん、それでも楽天バンガードシリーズが好きなら買えば良く、他人にとやかく言われる筋合いはありません。でもそれは賢明な行動とは思えません。

さらに楽天新興国株式はVWO(ETF)を買うだけのインデックスファンドですが、その2018年の三重課税コストは0.2691%でした。現物株運用で三重課税コストの負担がないスリム新興国株式を選択した方が賢明です。

さて、楽天投信投資顧問株式会社は最近、楽天バンガードシリーズの運用コストに関する臨時レポートを公開しましたが、対象は売れている楽天全世界株式と楽天全米株式だけでした。楽天新興国株式、楽天米国高配当株式はどうせ売れていないから報告するまでもないと考えたとしたら残念ですね。多い少ないは別にして受益者は存在するのですから、できない理由がないなら同じ対応をすべきでしょう。

本家VWOとのリターンの差の変化

次は楽天新興国株式の第一期決算期間の翌日である2018年7月18日から2019年1月31日までの、楽天新興国株式と本家VWOのリターン比較です。

赤のラインが楽天新興国株式、緑のラインが本家VWOです。青のラインがリターンの差です。赤の矢印のところでリターンが高くなっているのは配当金を取り込んだためです。そして青のラインの下がり方は、毎営業日運営費用が天引きされている様子を示しています。

が、緑の丸で囲った部分は上振れを起こしているようです。楽天全世界株式、楽天全米株式と同じ傾向です。一体何が起きているのでしょうかね。

回帰分析

2018年7月18日から2019年1月31日までのリターン差のデータから、配当金を取り込んで段差ができた分を取り除いて右肩下がりのラインに直したものをエクセルの回帰分析にかけました。

回帰分析結果

予想通り信頼性を示す「重決定R2」が0.846と低いです。青のラインの乱れが大きいですし、1月は大きく反り返っているのでそうなるのは避けられません。ですから、この回帰分析結果はあてになりません。

あてにならない回帰分析結果にある係数は1営業日のものなので246倍して年率換算すると0.320%になりました。この予想コストにVWOの経費率である0.14%を加えると、予想トータルコストは税込み0.460%になります。

やはりスリム新興国株式一択で

あてにならない回帰分析結果に基づいた予想では心もとないですが、そうであってもスリム新興国株式の方が有利だと思います。三重課税コストを考えればなおさらです。

なお、僕は新興国が嫌いなので新興国株式インデックスファンドを買うことはありません。

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