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先進国株式インデックスファンドの信託報酬と隠れコスト一覧表を作りました

投稿日:2019年2月15日 更新日:

信託報酬の超ローコスト化競争では、やる気のある運用会社とそうでない会社に分かれつつあります。将来的に生き残れるのは1ジャンルせいぜい3社だと思われますので、人気が高く商品数が多い先進国株式インデックスファンドもいずれは多くが淘汰されていくことでしょう。

競争の次のステージは隠れコストの低減です。これはあらゆるアセットクラスに投資するインデックスファンドに共通の課題です。アセットクラスによって状況は異なりますが、信託報酬とトータルコストの差の大きさに(=隠れコストの大きさに)驚くことが少なくありません。

信託報酬と隠れコスト一覧

先進国株式インデックスファンドについて、次の方法で一覧表を作成しました。

  • 現在の信託報酬を調べます。
  • 最新の運用報告書を見て、トータルコストから信託報酬を除いた隠れコストを算出します。
  • 運用報告書の決算期間の日数を求め、隠れコストを365日分に換算します。
  • その隠れコストに現在の信託報酬を加えたものを、現在のトータルコストとします。
  • トータルコストと信託報酬の比率を計算します。

出てくる数値は全て税込みです。なお、トータルコストの算出方法に統一されたものはないため投信ブロガーまたは記事によって微妙に違うのは普通です。

信託報酬の安い順

信託報酬の安い順

ニッセイ外国株式とスリム先進国株式が同率で1位ですが、2位以降は大きく引き離されています。

隠れコストの安い順

隠れコストの安い順

意外でしたが隠れコスト最安はEXE-i 先進国株式でした。でもEXE-i 先進国株式は現物株運用ではなくて3本のETFを買うだけのインデックスファンドなので多重課税コストが発生します。そのことには留意すべきです。

たわら先進国株式は以前より隠れコストが安いことで知られていました。0.035%で、この表では4位です。信託報酬が最安のニッセイ外国株式は0.087%、スリム先進国株式は0.079%とたわら先進国株式の倍以上あります。

トータルコストの安い順

トータルコストの安い順

現在の信託報酬+運用報告書から計算した隠れコストを推定トータルコストとしています。スリム先進国株式とニッセイ外国株式が僅差で1、2位ですが、現在この2つのリターンにはほとんど差がないことが分かっています。

隠れコストの安さに定評のあったたわら先進国株式は3位ですが、残念ながら超ローコスト競争から脱落してしまいました。

トータルコストと信託報酬の比率が小さい順

トータルコストと信託報酬の比率が小さい順

この比率が大きいということは、受益者のガッカリ度が大きいということです。1位は驚異の1.050倍ですが、これは2001年に設定された商品で現在の信託報酬が0.9072%もします(アクティブファンドじゃありませんよ)から別格です。

2位以下も上位は比率が小さいですが、信託報酬の列を見ると分かる通り信託報酬が高く数世代前の水準です。

計算方法上、信託報酬が安くなればなるほどこの比率を抑えるのは難しくなります。スリム先進国株式は1.674倍、ニッセイ外国株式は1.739倍です。この程度は良く見られるもので、現状では高いと言えません。でも今後は隠れコストの低減化がより注目されるようになるはずですし、僕らインデックス投資家もそうするべきです。

もし、ニッセイ外国株式とスリム先進国株式の隠れコストがたわら先進国株式並に下がったら、トータルコストは税込み0.15272%です。マザーファンドの規模だけで考えると、たわら先進国株式にできてスリム先進国株式にできないとは思えないです。

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