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EXE-i 先進国株式は割高です

投稿日:2019年2月19日 更新日:

僕はかつてSBI証券のiDeCoでEXE-i 先進国株式を買っていたことがあります。EXE-i 先進国株式は3本の米国籍ETFを買うだけのインデックスファンドで、ベンチマークはありません。参考ベンチマークはFTSEカイガイ・インデックスです。そしてあくまでインデックスファンドなので、つみたてNISA適格ではありません。次は楽天証券での表示です。

 

つみたてNISAでインデックスファンドとして認められる条件を満たせないからです。ベンチマークがない場合アクティブファンドとして申請することでもできます。(事情は異なりますが)世界経済インデックスファンド、セゾンVGBFはそうしています。EXE-i 先進国株式ファンドはそうしなかったという点において潔いと言えます。

一方、似てるけどちょっと違う組成のインデックスファンドに、雪だるまシリーズのSBI先進国株式があります。こちらはつみたてNISA適格です。

でも、つみたてNISA適格とするために、実際には違うにも関わらず、ベンチマークがFTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスだと言い張っていると思われます。

さて、次の記事でEXE-i 先進国株式ファンドは隠れコストが非常に安いと書きました。

僕が選んだ先進国株式インデックスファンドの中では最安でした。

信託報酬+ETFの経費率は安くありません

EXE-i 先進国株式の信託報酬は税込み0.2484%ですが、買っている3本のETFの経費率を加えると税込み0.3184%になります。これは目論見書に明記されています。

近年はインデックスファンドの超ローコスト化が進んだため、この水準は相対的に高くなってしまいました。

隠れコストは非常に安いです

運用報告書から計算される隠れコストは税込み0.028%です。安いです。ニッセイ、スリム、たわらと比較しました。

隠れコストをニッセイ、スリム、たわらと比較

緑の列がEXE-i 先進国株式です。売買委託手数料はスリム先進国株式並で安くありませんが、有価証券取引税がゼロで、保管費用が安いです。

  • この売買委託手数料の水準がどうなのかは知識がなくて分からないのですが、楽天全世界株式は直近半年で0.039%もある(年換算すると0.078%)ので、決して高くはないと思われます。
  • ETFを買うだけのインデックスファンドの場合、有価証券取引税はかからないようです。楽天バンガードシリーズもかかっていません。
  • 保管費用は楽天バンガードシリーズと変わらないので標準的な水準でしょうか。

多重課税コスト

EXE-i 先進国株式は次の3本の米国籍ETFを買っています。

  • シュワブU.S.ブロードマーケットETF:SCHB
  • バンガード・FTSE・ヨーロッパETF:VGK
  • バンガード・FTSE・ディベロップド・アジア・パシフィック(除く日本)UCITS ETF:VDPX

SCHBの投資先は米国なので多重課税コストはありません。

VGKの年次レポートにある数値をお気に入りの図に反映させるとこうなります。

VGKの2018年の配当金は年率3.6%だったので、VGKを買うことで生じる多重課税コストは0.3267%です。

VDPXの年次レポートにある(VDPX以外もあるので注意)数値はこうなります。

VDPXの2018年の配当金は年率3.4%だったので、VDPXを買うことで生じる多重課税コストは0.3295%です。

で、最新の運用報告書によるとEXE-i 先進国株式はVGKを29.7%、VDPXを9.9%買っているので、四則演算すると多重課税コストは0.1297%になります。この値は他のインデックスファンドに出てきた値から見てもそれらしい気がしますね。

結論:EXE-i 先進国株式は割高です

  • 信託報酬+ETFの経費率:税込み0.3184%
  • 隠れコスト:税込み0.028%
  • 多重課税コスト:0.1297%
  • トータルコスト:税込み0.4761%

先進国株式に投資するなら、推定トータルコストが税込み0.19736%のスリム先進国株式をおすすめします。

売れ行きは

設定来の総口数の推移を、ニッセイ外国株式、スリム先進国株式、たわら先進国株式といっしょにプロットしました。

ニッセイ外国株式、スリム先進国株式、たわら先進国株式といっしょにプロット

紫色の低迷しているのがEXE-i 先進国株式です。無茶な比較でした。これだと比較相手が強すぎて状況がつかめません。

EXE-i 先進国株式だけをプロットしました。

EXE-i 先進国株式だけをプロット

ニッセイ外国株式よりも7ヶ月早く設定されました。5年以上の年月をかけて増やしてきました。近年は増加率が減りましたが、それはライバルが増えたからですね。

ラインが階段状なのは、iDeCoで積み立てしている人が多いためだと思われます。

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