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【残念】三井住友・DC新興国株式は問題児かつ高コストでした

投稿日:2019年2月22日 更新日:

次の記事で三井住友・DC新興国株式は問題児だと書きました。その理由はほぼ100%先物運用だからです。

第8期の運用報告書(決算期間は2017年12月1日から2018年11月30日)を見て絶句しました。これはひどいです。ニッセイ新興国株式ほどではないものの、インデックスファンドの選択には注意が必要なことを再認識させるレベルです。

高くなったトータルコスト

次は運用報告書からの抜粋です。

トータルコストは税込み1.296%もあります。そもそも信託報酬が税込み年0.6048%もある数世代前の商品(設定日は2011年4月)なので、過去に投資した分をホールドするのはともかく、新たな資金を投じる価値はありません。

次は1つ前(第7期)の運用報告書からの抜粋です。

トータルコストは税込み0.768%でした。保管費用と売買委託手数料が増えています。こうなると当然、ベンチマークからの乖離が大きくなります。そのことにはこう触れられています。

淡々と事実を述べています。運用報告書としては極めて適切な記述内容です。でも受益者が知りたいのはどうしてそうなったのか、避けられないことだったのか、来期はどうなるのか、ではないでしょうか。

現物株比率を上げたからと思われ

第7期運用報告書までは100%先物運用でした。が、第8期運用報告書では先物比率は53.8%に下がっていました。

第8期運用報告書では先物比率は53.8%に下がった

現物株運用の方が好ましいので、先物比率を下げて現物株比率を上げるのは歓迎します。が、現在の保管費用と売買委託手数料はべらぼうに高いです。

スリム新興国株式と比較

スリム新興国株式の運用報告書から計算される数値と比較します。

三井住友・DC新興国株式の高さが目立ちます。スリム新興国株式の現物株比率は92.6%です。

スリム新興国株式 vs 三井住友・DC新興国株式

次は2018年年初から2019年2月15日までのリターン比較です。

スリム新興国株式 vs 三井住友・DC新興国株式

とても同じベンチマークを指数にしていると思えない結果です。

参考までに運用がまともな商品同士の比較だとこうなります。次はスリム新興国株式とたわら新興国株式をプロットしたものです。

スリム新興国株式 vs たわら新興国株式

インデックスファンドで重要なのはトータルコストと安定した運用です。三井住友・DC新興国株式はその両方において、スリム新興国株式より大きく劣ります。これが現実です。

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