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楽天全世界株式と本家VTのリターン比較における問題

投稿日:2019年3月8日 更新日:

楽天全世界株式の純資産総額から毎営業日天引きされる運営費用を、本家VTとのリターン差から観測していますが、困ったことに決算年度を通して一定ではありません。第一期ならともかく、第二期に入っても続いています。

先月、本来減るべきリターンが増えるという説明できない現象を確認しました。

その後の変化を確認したところ、問題に気付きました。

本家VTとのリターンの差の変化

次は楽天全世界株式の第一期決算期間の翌日である2018年7月18日から2019年2月28日までの、楽天全世界株式と本家VTのリターン比較です。

楽天全世界株式と本家VTのリターン比較

赤のラインが楽天全世界株式、緑のラインが本家VTです。青のラインがリターンの差です。赤の矢印のところでリターンが高くなっているのは配当金を取り込んだためです。そして青のラインの下がり方は、毎営業日運営費用が天引きされている様子を示しています。

が、緑の丸で囲った部分は明らかにおかしな動きをしています。楽天全世界株式はVT(ETF)を買うだけのインデックスファンドですが、そのVTよりリターンが高くなるのはどうしてでしょう。

配当金の再投資による複利効果か

楽天全世界株式の良いところはVTが出す配当金を国内課税なしに再投資していることです。配当金にかかる国内課税を先送りすることで再投資効率が上がります。一方、リターンを比較している本家VTは配当金を一切取り込んでいません。楽天全世界株式は配当金の再投資による複利効果が期待できますが、配当金を脇においているVTには(この比較においては)それがありません。

そう考えると、これまで配当金の再投資効果を考慮していなかったのはまずかったと言えます。でもそれは、これまで推測してきたトータルコストはもっと高くなることを意味します。

2017年11月から比較

楽天全世界株式が設定されたのは2017年9月30日ですが、設定直後はとても恥ずかしい状態でしたので11月から比較します。

2017年11月から比較

リターンの差以外は見えなくしています。

基準価額と取引価格の推移もプロットします。

基準価額と取引価格の推移もプロット

比較期間が長くなればなるほど、配当金の再投資効果が顕著になるはずです。そして基準価額(取引価格)の上昇局面では差が拡がると思われます。

このことから、これまでの比較方法は不適切だったと考えるべきです。

正しく比較するには

知りたいのは楽天全世界株式が純資産総額から毎営業日天引きしているコストです。そのためには本家VTも再投資するしかありません。配当金がいついくら出たかは分かっているので、それをリターンに反映させればできると思います。めんどくさいですが、頑張ってプログラムを作ります。

作りました。結果には満足しています。

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