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もしもiFree S&P500が2011年に設定されていたら

投稿日:2019年3月18日 更新日:

iFree S&P500は2017年8月31日に設定されました。もし2011年年初に設定されていたらどのようなリターンをもたらしてくれたでしょうか。それらしいデータを生成して遊びました。

おことわり

この記事は娯楽、エンターテイメントに類するものです。マジに受け取らないで下さい。

データ生成方法

まず次の手順でVOO(S&P500種指数をベンチマークにしているバンガード社のETF)のトータルリターンを生成します。

  • 2011年1月4日に10,000円でVOOを買ったことにします。扱う株数は「端株数」です。つまり、VOOの取引価格が27,000円なら0.3703株買ったことになります。
  • 配当金が出たら米国での10%課税後のドルを再投資します。税引き後の配当金でVOOを端株数で買うのです。そうして保有株数を増やします。保有株数が増えるのは配当金を再投資した時だけです。
  • 円をドルに替える為替手数料もVOOの購入手数料もゼロとします。
  • 評価額は円換算して求めます。
  • 評価額の推移を指数化します。

こうして生成したVOOのトータルリターンはiFree S&P500の信託報酬+隠れコスト分高い(良い)ので、応分のコストを増量します。コストの増量によってリターンが劣化します。ここでは年率0.4%増量しました。

本物 vs 偽物

iFree S&P500は設定直後に恥ずかしいことがあったので、それを避けて数日後からの比較です。

本物 vs 偽物、リターン差

赤のラインが本物、緑のラインが偽物です。青のラインはリターンの差で本物ー偽物です。大きな山は配当金を取り込むタイミングが本物と偽物で違うために生じたもので、正常ですから無視して下さい。

それを除けば青のラインはほぼフラットです。これは本物と偽物のリターンが(この比較期間では)変わらないことを意味します。

積立シミュレーション

2017年9月から毎月初5万円積み立てていた場合のシミュレーションです。

2017年9月から毎月初5万円積み立てていた場合のシミュレーション

元本90万円に対して本物と偽物の評価額の差は245円です。できすぎですね。

eMAXIS先進国株式 vs iFree S&P500偽物

実在したeMAXIS先進国株式と2011年年初から比較します。

eMAXIS先進国株式 vs iFree S&P500偽物

もちろんiFree S&P500偽物の圧勝です。この比較期間だとMSCIコクサイはS&P500に歯が立ちません。

それでもeMAXIS先進国株式は年率19.4%という高いリターンを達成しました。十分素晴らしいです。iFree S&P500偽物はさらに凄まじい年率27.8%ものリターンをもたらしました。

2011年から積み立てていたら

2011年年初から毎月5万円積み立てていたらどうなっていたでしょうか。

2011年年初からの毎月5万円積み立てていたら

eMAXIS先進国株式は利益率62.7%、年率7.7%でした。積み立て投資で年率7%を超えていれば文句ないでしょう。

iFree S&P500偽物は利益率87.5%、年率10.7%でした。とんでもなく素晴らしいですね。

難しいのは「買い持ち」

もしiFree S&P500が2011年から存在していて、それに毎月初5万円積み立て投資していたら元本490万円は税引前評価額で918万円になっていました。ではその頃からインデックス投資をする知識、心構え、余裕資金があったとして、また、S&P500の高いリスクを負う覚悟もあったとして、できたでしょうか。

もし自信を持ってイエスと答えられるなら、実在していたeMAXIS先進国株式で同じことをしていただけで元本490万円は税引前評価額で797万円になっていました。できたと思いますか。

投資先がS&P500かMSCIコクサイかというのは、負うリスクに応じて期待リターンが変わるということです。問題は、積み立て投資を継続できるかどうかです。買い持ちできるかと言ってもいいでしょう。これは、案外難しいと言われます。でもそれができれば高いリターンを得ることが可能になります。

過去のリターンが続く保証はない

リーマンショック後のS&P500もMSCIコクサイも素晴らしいリターンをもたらしてくれました。でも同じことがこれからも続く保証はありませんし、今後は米国株式から得られるリターンが減るという予測もあります。そうなるとS&P500もMSCIコクサイもこれまで通りではなくなります。

でもそれは自分ではコントロールできませんので、嘆いたところでどうにもなりません。やるべきは、経済状況がどうなろうとも積み立て投資を継続することです。それがリスクに応じた期待リターンを現実のものにする手段です。

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