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スリムバランスは実力を発揮しています

投稿日:2019年3月19日 更新日:

2018年は2月、3月に大きな株価調整があり、そこから数ヶ月かけて上昇したものの10月に始まった世界同時株安で再度大きく下落しました。現在はその下落からの回復過程にありますが、ある投信ブログにスリムバランスが最近好調という記述がありました。本当でしょうか。確認しました。

スリム先進国株式 vs スリムバランス

比較対象にスリム先進国株式を選びました。2018年年初からのリターン比較です。右端は2019年3月15日です。

スリム先進国株式 vs スリムバランス

グラフのぱっと見ではスリム先進国株式と同程度の水準まで戻しているように見えます。また変動率が小さいのが分かります。

次はスリムバランスだけをプロットしたものです。

スリムバランスだけをプロット

青い水平線は世界同時株安が始まる前の水準です。確かにスリム先進国株式はまだその水準まで戻せていませんが、スリムバランスはもうじき戻せるところまで来ました。でも、そもそもの水準が違います。

スリム先進国株式は2018年2月の水準を大きく超えてから世界同時株安を迎えました。一方のスリムバランスは2月、3月の調整後の戻し、上昇が弱かったのです。でもそれは自体は投資対象が大きく異なるので良い悪いの判断対象ではありません。

また、先進国株式はリターンが高い分リスクも高いので、この比較結果の吟味には注意が必要です。

確実に言えるのは、基準価額の推移を見る時には比較対象によって印象が大きく変わるということです。

8資産の推移

スリムシリーズにはリートがないので、先輩格のeMAXISシリーズのリターンを見ます。次は8資産均等型の原資産に投資するeMAXISシリーズのリターンの推移です。

8資産均等型の原資産に投資するeMAXISシリーズのリターンの推移

ぐちゃぐちゃです。これでは動きを読み取れないので、先進国株式と何かの2つだけをプロットします。どのグラフも赤のラインは先進国株式です。

国内株式

ため息が出ますね。これで先進国なのかと思ってしまいます。

新興国株式

新興国株式は絶不調です。2019年は順調に戻しているという見方もありますが、2018年年初からの推移を見ると全くそういう評価をする気になれません。

先進国債券

債券らしく値動きが小さいです。ほぼ期待通りではないでしょうか。

国内債券

値動きはものすごく少ないです。現状、国内債券はあってもなくても大して変わらないと思われます。でも国内金利が上昇すると国内債券インデックスファンドの基準価額は確実に下落するので投資対象として疑問があります。かと言って8資産均等型にはもれなく付いてきてしまうわけですが。

新興国債券

新興国株式につられるように不調です。株式と逆の動きを期待するなら、期待外れと言わざるを得ません。この比較期間では投資する意味がないのではと思ってしまいました。

先進国リート

独特の存在感があります。8資産均等型の一員として期待通りの結果ではないでしょうか。

国内リート

爆上げしています。すごいですね。でも比較開始を2017年年初にするとがっかりするかも知れません。

リターン比較は比較開始をいつにするかで様相が激変します。その印象は180度変わると言っていいです。

いかにも8資産均等型らしい

スリムバランスの受益者が期待することはそこそこのリスクでそこそこのリターンを目指すことでしょうか。いや、これは個々の受益者で違うでしょう。でも基準価額は平凡ながらも中庸な動きをします。大きく上がりませんが大きく下がりもしません。

原資産の個々の動きを見ると悲しくなりますが、できあがりのスリムバランスはそうでもありません。不思議です。

2018年年初からの基準価額の推移はいかにも8資産均等型らしいと思います。その意味において、スリムバランスはその実力を十分発揮しているし、多くの受益者の期待に応えられているのではないでしょうか。

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