インデックス投資

WealthNaviを計画通り売却したらマイナスで終わりました

2019年3月24日

WealthNaviはもともと2018年中にプラスで売却したいと考えていましたが、世界同時株安によりできなくなってしまいました。マイナス圏に沈んだからです。

その記事で次のように書きました。

株価が世界同時株安から回復し、わずかでもプラスになったらサクッと売却します。

次は3月22日昼間の僕のWealthNaviの評価額です。

3月22日昼間の僕のWealthNaviの評価額

金額は21日(日本は祭日)と変わらなかったのですが、その日に米国株価指数は1%程度上昇していたので、計画通りサクッと売却することにしました。

よりによってそこまで下げますか

WealthNaviは20:00までに売却注文を出すと、その夜中に米国でETFが売却されます。相対取引なのでその表現通りではないはずですが、その夜の株価指数の動向は気になるものです。ちょうどFRBが市場の期待以上にハト派的だったことから平穏な動きを予想していましたが、ここでも自分の予知能力のなさを実証することになってしまいました。明らかに下落傾向だったのです。

次は翌朝23日の米国株価指数の画面です。

翌朝23日の米国株価指数の画面

引用:ダウ平均株価リアルタイムチャート

しきたり通り「ギャー!」と叫んでしまいました。よりによって僕がWealthNaviの売却注文を出した夜にこんなことになるとは運がなかったです。

次は3月23日朝の僕のWealthNaviの評価額です。

3月23日朝の僕のWealthNaviの評価額

元本100万円を投じて1年4ヶ月運用してマイナス15,166円で終わりました。WealthNaviはETFを米国の日中に売却したようで、各ETFの取引価格の終値よりは少し高い金額で約定していました。で、ドルベースの下落は1.56%ポイントでしたが、円高の影響が大きく、円ペースの下落は2.54%ポイントもありました。

ここまでなら誰でもできる投資成績報告です。ここから、おそらく他に誰もしていない分析をお見せします。

WealthNaviのトータルリターンを作る

次は僕のWealthNaviの評価額の推移です。売却前です。

階段状に上がるのは元本が増えた時です。これまでに書いた、WealthNaviのパフォーマンスに関する記事ではこのグラフからいくつかデータを拾って処理していました。

このグラフの元となる日次データはダウンロードできませんが、ページのHTML中に埋もれていることが分かりました。そこでそれを取り出してそれなりにめんどくさい手作業をゴリゴリ行い、僕のWealthNaviのトータルリターンを作成しました。利益率の変化を指数化したものです。

利益率ですから元本追加時は下がりますし、株価下落中の元本追加はその後の利益率改善に寄与します。ですからこれは僕のWealthNaviのトータルリターンであって、他の誰のものとも同じでないことに注意してください。

WealthNaviのトータルリターン

2017年12月4日から2019年3月22日(売却前)までです。この様子だと、2018年からWealthNaviに積み立て投資している人のほとんどは現在マイナスだと思われます。でもそれ自体は問題ではありません。WealthNaviが投資しているETFの価格変動と僕の元本投入のタイミングの結果です。もちろん額面通りに受け入れます。

では普通のインデックスファンドはこの期間どうだったでしょうか。

おことわり

ここからは僕だけのWealthNaviトータルリターンと、インデックスファンドの基準価額の推移です。公平な比較をするにはそれらインデックスファンドに対してもWealthNaviと同じタイミングで同じ金額を投資した結果のトータルリターンを生成する必要がありますが、そこまでの工数を投じる気になれませんでした。限られたポイントですが、概要は過去の分析で分かっていたからです。

以下のグラフでは赤のラインがWealthNavi、緑のラインが比較対象のインデックスファンドです。

WealthNavi vs スリム先進国株式

WealthNavi vs スリム先進国株式

スリム先進国株式に投資している人なら、手数料が税込み1.08%もかかる(ETFの経費率が別にかかっています)WealthNaviに投資する価値はないですね。

WealthNavi vs 楽天全世界株式

WealthNaviのリスク許容度5のポートフォリオは楽天全世界株式に近いので、似たような動きになることが分かっています。

WealthNavi vs 楽天全世界株式

全世界の株式に投資したいのであれば、楽天全世界株式で十分でWealthNaviに優位性はないですね。

WealthNavi vs 楽天全米株式

WealthNavi vs 楽天全米株式

楽天全米株式と楽天全世界株式を比べるようなものです。楽天全米株式のリスクを許容できるのであれば、わざわざ高コストなWealthNaviに投資する意味はありません。全世界の株式への投資を追加したいのであれば、楽天全世界株式で十分です。

WealthNavi vs スリムバランス(8資産均等型)

この比較でもスリムバランスの良さが出ています。

結論

WealthNaviが投資している米国ETFは経費率が低廉な質の良いものばかりです。でも次は確実なデメリットです。

  • 手数料が税込み1.08%と高い。
  • 配当金は再投資前に国内課税されるため再投資効率が悪い。

スマホの利用を前面に出してこれまで投資に興味のなかった若い人たちに訴求する投資商品の中では、WealthNaviは良心的だと正直思います。それでも、楽天証券などで普通に質の良い超ローコストインデックスファンドを積み立て投資した方が(できればつみたてNISAで)ずっと良いです。

投資への入り口がWealthNaviなのは、他に悪い選択肢がいくつもあることを考えると、決して悪くない選択だと思います。そうして投資に慣れることができたら、自分にとってより好ましい選択をすれば良いでしょう。

僕のことを心配してくれる方へ

このブログの読者の中に、ひとりかふたりは僕のことを心配してくれる方がいると思います。良く言われている通り、人は同じ金額でも得した時よりも損した時の方が心理的影響が大きいことを実感しているところです。でも大丈夫です。

  • 計画通りに行動した結果です。悔いはありません。
  • 15,166円ぐらいは忘れているだけでしょっちゅう得しています。
  • これで売りたくて売りたくて仕方なかったWealthNaviを売却できました。スッキリしています。

たまには強がります。売却代金はキャッシュとして楽天銀行に置いときます。また追加投資のチャンスが来たら出動してもらいます。

もういつ暴落しても平気です。

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