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「THEO+住信SBIネット銀行」サービス終了が思い出させてくれるもの

投稿日:2019年4月13日 更新日:

条件の良かったサービスが改悪されてがっかりすることはしょっちゅうあります。このブログの記事を「改悪」で検索した結果からいくつか拾いました。

  • 新生銀行に続いてSONY銀行もATM手数料を改悪しました。
  • リクルートカードのnanacoチャージポイント制度がひどく改悪されました。
  • 利率0.37%1年満期の定期預金金利が0.20%に激下げされました。
  • とりの日パックがリニューアルされてお得度が下がりました

条件が良いから利用し始めたサービスであっても、いつまでもその良い条件が維持される保証はありませんし、サービスを提供する側は法律で制限されていることを除いて自由に制度を変更できるようにしているはずです。

4月4日に「THEO+住信SBIネット銀行」のサービス終了が案内されました。THEOはロボアドバイザーです。発音は「テオ」です。THEO+で始まるサービスは他にもたくさんあります。SBI証券、docomo、新生銀行、JALなどなど。

実害は少ない

THEO+住信SBIネット銀行のサービス終了後はTHEOで口座がそのまま継続利用できますから、実害は少ないです。でもTHEO+住信SBIネット銀行で提供されていた独自の(差別化のための)特典は受けられなくなります。それでも利用者の気分は良くないでしょうね。お詫びに商品券の1枚ぐらい送ってこいよ、と思うかも知れません。

DirectTV

DirecTV(ディレクTV)と聞いて何だか分かる人は多くないかも知れません。有料衛星放送サービスです。すっごい昔に住んでいたマンションのベランダの向きの制約から、スカパーは受信できず、DirecTVを契約していました。が、スカパーとの競争に負けて事業の継続ができなくなり、2000年9月にサービス(放送)を終了してしまいました。僕はその最後の放送の「これまでありがとう」みたいな映像を生で観ていたのを覚えています。制作者の想いが伝わってきて泣きそうでした。

DirecTVの視聴にはアンテナとチューナーが必要でしたが、それらはスカパーでは使えません。視聴者への対応として、希望者にスカパー用のアンテナとチューナーを無償提供したようです。僕はベランダの向きの制約でスカパーは受信不可能だったので、金額は忘れましたが現金か商品券を選択したように思います。

このケースではまさに当事者だったわけですが、僕は結果を残念には思ったものの、怒りはありませんでした。有料衛星放送サービスから撤退する判断は軽々にできるものでないことを理解していたからというのもありますが、ライバルのスカパーと比べて悲惨な経営状況を見ると可哀想なくらいでした。

電子書籍

つい最近のことです。マイクロソフトが電子書籍から撤退します。

Yahoo!ニュース
Microsoft Store、電子書籍から撤退。購入書籍は全額返金(Impress Watch) - Yaho...
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000058-impress-sci
米Microsoftは4月2日、Windows 10のMicrosoft Storeから電子書籍(Books)のカテゴリを - Yahoo!ニュース(Impress Watch)

電子書籍の購入代金は全額返却されます。そうしないと納得してもらえませんよね。

Amazonプライム年会費

僕はAmazonプライム会員でポイント還元率を2%にしています。

先日、ついに会費の値上げが発表されました。3,900円から4,900円に1,000円の値上げです。率にすると25.6%という大幅なものです。でもこれは今までが安すぎたと言えるでしょう。払う価値がないと思えば、次回から契約を更新しなければ良いだけです。

Amazonプライム会員の特典である(条件付きですが)送料無料が廃止になると泣きますが、値上げされても十分にお得な水準なので、理解します。いつも日本はデフレから脱却できないことに不満を述べているのに、値上げを極度に嫌う姿勢は矛盾しているとも思ってしまいます。

SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券のサービスが開始されました。内容的に僕には無縁ですが、あのWealthNaviが含まれています。THEO+同様、WealthNaviも多数の金融機関と提携しています。「WealthNavi for ネオモバ」がそれで、初期投資金額を良くある10万円から1万円に、積み立て可能最低金額を1万円から5,000円に引き下げています。これは僕の想像ですが、その「WealthNavi for ネオモバ」にとって有利な、他の金融機関との提携サービスでは提供していない条件の対価として、SBIネオモバイル証券はWealthNaviに何かの補償をしていると思います。(そうしないと他の金融機関が不満に思うから。)

もしかすると、「THEO+住信SBIネット銀行」のサービス終了の背景には「WealthNavi for ネオモバ」があるのかも知れません。

僕のWealthNaviについての結論がこちらにあります。

もしWealthNavi for ネオモバの利用だけでも月額利用料216円が必要だとしたら論外なので、たとえWealthNaviを利用するとしても他の金融機関をあたった方がいいです。

怖いのは早期償還

それらのサービス終了が改めて教えてくれるのは、サービスが永続的である保証などない、という分かりきった事実です。上記の例は人生に大きな影響を与えはしないので、どうということはありません。でも、僕らインデックス投資家はもっと現実に起こりうる怖いことを忘れてはいけません。

インデックスファンドが持つリスクで僕が一番怖いと思うのは早期償還です。それをされると、我慢してガチホしていれば基準価額はいずれ回復するという望みが絶たれてしまいます。そして早期償還される場合、おそらく、含み損になっている可能性が高いです。

我が家はスリム先進国株式に集中投資しています。もしこれが何らかの理由により早期償還されることになったら、僕はひどく落ち込む程度では済みません。リスク資産には金融資産の半分までしか投資しないと決めているので、暴落でリスク資産の評価額が半分に減ったとしてもうろたえることなくガチホできると確信しているものの、たとえば20%まで減った状態で早期償還されることは想定していません。

でもそれは100%あり得ないとは言い切れません。

これは極端な例でしたが、早期償還そのものは決して珍しくありません。売れない投資信託やETFが早期償還する例は現実に散見されます。たとえば、2019年2月には3本の投資信託が早期償還(繰上償還)されたそうです。

繰上償還の理由を見ると、三菱UFJ国際投信の「地球温暖化対策株式ファンド」は運用残高が少なく、運用方針に則った運用ができないというものでした。三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SLI GARSファンド(SMA専用)」は最終受益者より全残存口数に係る解約意向表明を受けたためです。そして、東京証券取引所に上場していたETF「国際のETF VIX中期先物指数」は、制度改正により、2019年11月末までに信用リスクの分散に対応する必要が生じているものの、現状の純資産総額の状況では、信用リスクの分散のための対応を行った場合、対象インデックスへの十分な連動性が得られないため、適切な商品性の維持が難しいという判断に至ったというものでした。

引用:投信資料館、太字は河童が付加

インデックスファンドは粗製乱造される傾向にありますが、一方で消えていくものもあるということです。また、アクティブファンドはインデックスファンドよりも生き残るのが難しいとされています。信じて託すとしても、本当にそれに値するかよく考えないといけません。

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