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インデックス投資

もうじき世界同時株安による下落から脱却できそうです

投稿日:2019年4月14日 更新日:

投信ブロガーの中にも2019年は弱気相場だと予想していた人はいますが、現在までのところ強気相場を維持しています。世界経済は明らかに減速しているものの、今すぐに景気後退(リセッション)入りしないという見方が大勢です。が、一方でこの強気相場がそのまま続かないリスクについて警鐘を鳴らす著名経済人もいます。

次はスリム先進国株式の世界同時株安が始まる直前からの基準価額の推移です。右端は2019年4月12日です。

スリム先進国株式の世界同時株安が始まる直前からの基準価額の推移

緑の丸で囲ったところで大きく下落していますが、誰が見ても明らかと認める原因があったようには思えません。世界経済の減速を懸念したとか、米中貿易交渉の後退を嫌気したとか言われていますが、ここしばらく大勢に大きな変化はないので、大きく下がるのも上がるのも説明しにくいと思うのです。でもFRBがハト派に傾いたのが強気相場を支えているのは確かですね。

直近の最高値からマイナス2.2%の水準まで戻しました。先進国株式はもうじき世界同時株安による下落から脱却できそうです。ただし、世界経済が危ない綱渡りを続けていることは確かなので、いつ転落してもおかしくありません。

米国株式

米国株式を代表してスリムS&P500とスリム先進国株式の比較です。

スリムS&P500とスリム先進国株式の比較

ほとんど差がありません。これは米国と日本を除いた先進国が頑張っていると言えるのと同時に、米国株式一強時代は終わっていると言えるかも知れません。

次は比較期間を1年過去にシフトしたグラフです。その頃スリムS&P500は存在しなかったので代わりにiFree S&P500と比較します。

比較期間を1年前にシフトしてiFree S&P500との比較

緑のラインがiFree S&P500です。米国株式一強時代には時々差を開けられ、その差を縮めることができませんでした。

でも米国株式が現在でも強いことは確かでしょう。勢いに陰りが出てきているとしても、S&P500がMSCIコクサイに負け続ける状況は想像しにくいです。

新興国株式

新興国株式を代表してスリム新興国株式とスリム先進国株式の比較です。

スリム新興国株式とスリム先進国株式の比較

赤のラインがスリム先進国株式、緑のラインがスリム新興国株式です。これを見ると世界同時株安後は下落率が低く、回復が早いと思ってしまいますが、実はそうでもありません。

次は2018年年初からの比較です。

スリム新興国株式とスリム先進国株式の比較、2018年年初から

2018年3月頃から下落傾向が続いた新興国株式も、2019年は上昇傾向に転じています。でもその勢い(上昇率)は先進国株式には及びません。

直近何ヶ月のリターンがどうだという記述を目にする場合、比較するポイントの取り方で評価が大きく変わってしまうことに注意が必要です。

国内株式

国内株式を代表してスリムTOPIXとスリム先進国株式の比較です。

スリムTOPIXとスリム先進国株式の比較

緑のラインがスリムTOPIXです。国内株式は最近戻りが悪くなりました。

次は2018年年初からの比較です。もっと厳しいです。

スリムTOPIXとスリム先進国株式の比較、2018年年初から

インデックス投資では世界分散が良いとされることから、ポートフォリオに国内株式インデックスを含めている人も多いです。でも僕は国内株式インデックスを含めることに極めて懐疑的で、国内株式への投資が本当に報われるのか、自分のこととして考えた方が良いと思っています。

投資方針

もう2ヶ月以上追加投資していません。積み立て設定のままなので、投資行動に関しては暇です。

来週暴落が始まると分かっているなら特定口座で税金を払ってでも一度現金化して暴落後に買い戻せば大儲けできますが、それは予知能力がなければ無理です。

なので、現在は追加投資をせず(世界同時株安時にたっぷりしたから)、巡航速度の積み立て設定を維持し、暴落に備えて入金力を温存しておきます。

願望

現在の強気相場を終わらせかねないリスクで真っ先にあがるのは次の2つでしょう。

  • 米中貿易交渉の行方。
  • 英国のEU離脱問題の行方。

トランプ政権は米中貿易交渉で安易な妥協はできないものの、来年の大統領選を控えて自らが景気後退の引き金を引きたくはないでしょうから、決裂させずに交渉を継続させるでしょう。おそらく交渉が長引くことは問題ではなく、徐々に歩み寄れれば(そういう姿勢を見せられれば)強気相場は続くと想像します。

英国のEU離脱問題については、あらゆるシナリオを市場はすでに織り込み済みと言う経済人もいますが、実際のところは離脱問題が決着してからでないと分かりません。とりあえず最大半年間結論を出すのを延期してもらいました。これはできの悪い生徒が夏休みの宿題の提出期限を先生に泣きついて3学期の終わりまでにしてもらったようなものです。その途端、できの悪い生徒は宿題そっちのけで長期休暇に入る有様です。僕としては時間はかかってもいいので、合意なき離脱だけは避けて欲しいです。離脱しないのが世界経済にとって一番良い結果をもたらすならそれがいいです。

それから、北朝鮮問題では北朝鮮が核兵器を廃絶させる気がないことは誰もが理解しています。トランプ政権も解決を急ぐ気は全くなく、金正恩書記長がトランプ大統領を怒らせて軍事行動に踏み切らせでもしない限り、北朝鮮問題は世界経済にとってリスクではないでしょう。

誰かが引き金を引かなくても、どうせそのうち景気後退入りします。その時には規模と期間は不明なものの、株価は暴落するでしょう。暴落したら温存している入金力を解放して全力で追加投資しますが、その前に現在の強気相場で上げられるだけ上げておいて欲しいです。その方が僕にとって都合が良いからです。

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