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スリム全世界株式(3地域均等型)には厳しい1年でした

投稿日:2019年4月25日 更新日:

スリム全世界株式(3地域均等型)が設定されたのは2018年4月3日でした。それから1年が経過したわけですが、この1年間の経済環境は3地域均等型にとって厳しいものでした。その結果が基準価額の推移に表れています。

スリム全世界株式(3地域均等型)

先進国株式、新興国株式、国内株式に1/3ずつ投資します。時価総額比で投資する考え方もあり、そちらの方が圧倒的に人気が高いのですが、均等配分(イコール・ウェイト)にも背景にきちんとした考え方があります。

バランスファンドでは8資産均等型は人気の高い組成で、スリムバランスはFund of the Year 2018で5位でしたし、同じ組成の商品が乱造されています。(3地域均等型はFOY2018で18位でした。)

一方、3地域均等型は人気を獲得できないでいます。人気の出る出ないが商品の良し悪しだけで決まらないのは投資信託も同じですが、人気が出て純資産総額が増えた方が受益者にとってメリットがあることは間違いありません。それが支配的とは思いませんが、純資産総額の多いものがより売れる傾向は否めません。

スリムシリーズのホームページを開くとFOY2018に受賞した商品のリストが目に入ります。

引用:三菱UFJ国際投信

3地域均等型も露出は十分なので、もう少しパフォーマンスが良ければ人気が改善されるかも知れません。

基準価額の推移

スリム先進国株式、スリム全世界株式(除く日本)と比較します。2018年5月1日から2019年4月19日までです。

スリム全世界株式(3地域均等型)、スリム先進国株式、スリム全世界株式(除く日本)

赤のラインが3地域均等型、緑のラインが除く日本、青のラインが先進国株式です。先進国株式、除く日本はこの期間で8%以上の上昇でしたが、3地域均等型はほぼ0%でした。

3地域均等型にとって不利だった1年

過去1年間は新興国株式と国内株式が絶不調でしたので、3地域均等型のパフォーマンスが冴えないのは当然です。

次は同一期間における、スリム先進国株式、スリム新興国株式、スリムTOPIXの基準価額の推移です。3地域均等型の原資産です。

スリム先進国株式、スリム新興国株式、スリムTOPIXの基準価額の推移

赤のラインが先進国株式、緑のラインがTOPIX、青のラインが新興国株式です。

過去1年という短い期間だと新興国株式と国内株式への投資は満足な結果を出せませんでした。

積み立てシミュレーション

毎月初5万円を積み立てていた場合のシミュレーションです。

積み立てシミュレーション

  • 3地域均等型は利益率3.7%でした。
  • 除く日本は利益率6.9%でした。
  • 先進国株式は利益率7.1%でした。

基準価額の推移から受ける印象とずいぶん違いますね。3地域均等が健闘していると思いませんか。これは積み立て投資のメリットが強く出た結果ですが、このことは投信ブロガーの間でもあまり評価されていない印象です。(原因は金融機関が積み立て投資を勧めるのに過度に「ドルコスト平均法」のメリットを喧伝しすぎるからかも知れません。)

売れ行きは

純資産総額は9.8億円です。10ヶ月後に設定されたオール・カントリーは30億円を超えました。次は3地域均等とオール・カントリーの設定来の総口数の推移です。

オール・カントリーは好調です。世界経済の減速が明らかな中、総口数の伸び率を鈍化させるものが少なくありませんが、オール・カントリーは伸び続けています。

3地域均等型は上昇率は低いですが、一定のペースを維持できています。人気に陰りが出ると明らかに頭打ちになり、ラインが「なで肩」になります。

異母兄弟はどうなった

投信ブログで話題にされることもまずありませんが、3地域均等型には異母兄弟がいます。

ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)です。複数の理由から、この組成のインデックスファンドに投資するなら3地域均等型一択です。

次は総口数の推移です。

ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)との比較

純資産総額は1.3億円しかありません。これだともう増えることはないでしょう。

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