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もしリーマンショック級の暴落が繰り返されても泣きませんか

投稿日:2019年5月2日 更新日:

S&P500種指数は世界同時株安前の水準に戻りました。経済指標には明らかな衰えが見られるものの、かと言ってすぐに景気後退(リセッション)入りするほどでもなく、いろんな材料を楽観視する不思議な強気相場が続いています。

この強気相場に違和感を覚えている人は少なくないはずです。

景気にはサイクルがあり、強気相場は永久に続かないと言われます。市場サイクルについてはハワード・マークス著の次の書籍で詳しく解説されています。

現在は「強気相場の最終段階」にあると思われます。もうその次は「暴落」でしょう。いや、暴落ではなくて調整程度の弱気相場で終わるかも知れません。それは未来になってみないと分かりません。

でも、現在の不思議な強気相場に不吉なものを感じませんか。

リーマンショック級の暴落は再来しないのか

いろんな見解がありますが、リーマンショックと同じ原因による暴落は起きないと思われているようです。でも暴落は避けられないとされているので、次のは違う原因による暴落だとして、それがどの程度の規模と期間になるかは誰にも分かりません。いつ始まるかもです。それが正確に分かれば大儲けできるんですけどね。

リーマンショックは100年に1度の規模だと言われました。なら次の暴落は確率的にはそこまでひどくないのでしょうが、現在の気持ち悪さを感じる強気相場が怖いです。はじけてからでないと気づかないと言われるバブルのような気がしませんか。

もしリーマンショック級の暴落が繰り返されたら

次はMSCIコクサイをベンチマークにしている日興インデックスファンド海外株式の基準価額の推移です。2001年11月から現在までです。

日興インデックスファンド海外株式の基準価額の推移

黄色に塗ったのがリーマンショックによる暴落と低迷です。赤の矢印は昨年のクリスマスに記録した底値です。

次はリーマンショックが始まる直前からのデータを、現在の基準価額から繰り返させたものです。右端は2029年末です。

十分ありそうだと思いませんか。

下落率

直近の最高値からの下落率を見るとリーマンショックは本当に凄かったです。今回繰り返したデータは暴落の途中からです。

次は直近の最高値からの下落率をプロットしたものです。リーマンショックではマイナス65%でした。未来予測分はマイナス40%です。

直近の最高値からの下落率

次の暴落でこれぐらい下落しても不思議ではないでしょう。

積み立て投資中なら

強い意志で積み立て投資を続けるのが良いです。経済事情が許す限り、積み立て設定をいじるべきではありません。

次は2018年年初から2029年末までの基準価額の推移です。

2018年年初から2029年末までの基準価額の推移

この期間だと年率3.0%の成長しかできませんでした。暴落で低迷した期間が長かったからです。

次は2018年から毎月初に5万円を積み立て続けた場合のシミュレーションです。

2018年から毎月初に5万円を積み立て続けた場合のシミュレーション

積み立て投資でありながら一括投資と変わらない年率3.1%です。

積み立て投資を休止すると

次は暴落で低迷している4年半の間、積み立て投資を休止した残念な場合です。

暴落で低迷している4年半の間、積み立て投資を休止した残念な場合

元本を示すグレーのラインを見ると、積み立てを休止している期間が分かります。利益率は年率1.5%に落ちてしまいました。

追加投資できるなら

もし暴落で低迷している期間に追加投資できると、大きくパフォーマンスを改善可能です。

次は元本720万円で、暴落で低迷している4年半の間、積み立て額を15万円に増やしたシミュレーションです。

暴落で低迷している4年半の間、積み立て額を15万円に増やしたシミュレーション

2023年途中で720万円の投資を完了しており、その後はガチホです。

12年間で投資した総額は720万円で変わりませんが、利益率は年率5.4%に改善されました。

リスク資産を取り崩しながら生活している場合

もうリタイアして働いておらず(=十分な収入がなく)、リスク資産を取り崩しながら生活している場合、暴落による基準価額の低迷期間が長いと相当こたえることでしょう。含み益が大きく減った状態で売却するのは精神的ダメージは小さくないと思います。それに耐えることに比べれば、暴落時に追加投資するのに必要なメンタルなどどうってことはないと思いませんか。

もし、無リスク資産も十分あって、4年間程度なら無リスク資産を取り崩さなくても生活できるなら状況は違うでしょう。

次の暴落がどのようなものになるかは分かりませんが、そこそこ悪いケースを想定しておいた方がいいでしょう。でも今から考えてもどうにも間に合わない人は、ひたすら祈るしかないですね。次の暴落が短期間で終わってくれることを。

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