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たわらNYダウとiFree NYダウのトータルコスト差は運用報告書通りか

投稿日:2019年5月24日 更新日:

たわらNYダウとiFree NYダウはどちらもダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価指数をベンチマークにしています。信託報酬はどちらも税込み0.243%ですが、たわらNYダウの第一期決算期間の隠れコストは非常に高いものでした。

隠れコストは運用報告書が公開されるまでは(良い比較対象があればですが)基準価額の推移から想像するしかありません。たわらNYダウはiFree NYダウよりも後に設定されましたが、信託報酬が同じという理由でたわらNYダウを選択した場合、実は残念な選択だったことが後日分かったわけです。

たわらNYダウの隠れコストは第二期で改善されましたが、まだiFree NYダウよりは高水準でした。

さて、運用報告書に記載されている隠れコストはあてにならないことがあります。運用報告書から計算したトータルコスト差と一致しないリターン差が見られることがあるのです。

たわらNYダウとiFree NYダウではどうでしょうか。調べてみました。

たわらNYダウ

運用報告書から計算した隠れコストとトータルコストです。

たわらNYダウの隠れコストとトータルコスト

隠れコストの中で突出して高いのは保管費用です。

iFree NYダウ

隠れコストはびっくりしない水準です。

iFree NYダウの隠れコストとトータルコスト

次はMSCIコクサイをベンチマークにしている主なインデックスファンドの隠れコストとトータルコストです。

MSCIコクサイをベンチマークにしている主なインデックスファンドの隠れコストとトータルコスト

ただし、この表にあるたわら先進国株式の隠れコストの数値はあてになりません。

iFree NYダウ vs たわらNYダウ

たわらNYダウの設定直後を避けて2017年4月3日から2019年5月17日までの比較です。

たわらNYダウの設定直後を避けて2017年4月3日から2019年5月17日までの比較

青のラインはリターン差で、iFree NYダウーたわらNYダウです。iFree NYダウの方がトータルコストが低いので青のラインは右肩上がりです。

期間1

iFree NYダウとたわらNYダウの決算期間が重なっている期間だけを切り出して比較します。

次は2017年4月3日から2017年9月7日です。

2017年4月3日から2017年9月7日

運用報告書から計算した、この期間のトータルコスト差は0.196%ポイントでした。次はiFree NYダウのトータルコストをそれだけ増量したものです。

0.196%ポイント増量

青のラインはほぼフラットになりましたので、トータルコスト差は運用報告書通りだと思われます。

期間2

次は2017年10月13日から2018年9月7日です。

2017年10月13日から2018年9月7日

運用報告書から計算した、この期間のトータルコスト差は0.155%ポイントでした。次はiFree NYダウのトータルコストをそれだけ増量したものです。

0.155%ポイント増量

青のラインはほぼフラットになりましたので、トータルコスト差は運用報告書通りだと思われます。

結論

上記期間1、2におけるリターン差は運用報告書から計算されたトータルコスト差に一致すると判断します。

ところが1点、気に入らないことがあります。緑の丸で囲ったところでリターン差が縮まっています。

気に入らない動き

同じ傾向は赤の矢印のところでも観測されます。

基準価額が下落する場面で良く観測される現象ですが、これはどう解釈すればいいのでしょうか。

次は期間2の続きです。緑の丸で囲った部分がおかしいです。

これは宿題にします。

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