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インデックス投資

米国株式配当貴族 vs 米国高配当株式

投稿日:2019年5月26日 更新日:

SMT米国株式配当貴族インデックスとFunds-i 米国株式配当貴族は「S&P500配当貴族指数」をベンチマークにしています。次の記事で比較しました。

楽天米国高配当株式は「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」をベンチマークにしています。

ベンチマークの異なるインデックスファンドは横並びで比較する場合は注意が必要です。パフォーマンスの差がベンチマーク(投資対象)の違いによるものなのか、運用コストやベンチマークへの追従性(運用の良し悪し)によるものなのか分からないからです。

もちろん、単にどちらに投資していた方が儲かったかという比較は可能ですが、投資対象が違うと負うリスクも違うので、その観点でも注意が必要です。

では、S&P500配当貴族指数とFTSEハイディビデンド・イールド・インデックスではどちらのパフォーマンスが高かったでしょうか。

NOBL

S&P500配当貴族指数をベンチマークにしているETFに、ProShares社のNOBLがあります。経費率は0.35%です。NOBLのトータルリターンを生成すれば、S&P500配当貴族指数のおおよその実力が分かります。

VYM

FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークにしているETFにVanguard社のVYMがあります。経費率は0.06%です。楽天米国高配当株式はVYMを買うだけのインデックスファンドです。

次の記事で楽天米国高配当株式とVYMのトータルリターンを比較しています。

トータルリターンの作り方

ETFの取引価格、配当金実績、ドル円の為替データから配当金を再投資したトータルリターンを生成します。

  • 扱う株数は「端株数」です。
  • 配当金が出たら米国での10%課税後のドルを再投資します。
  • 円をドルに替える為替手数料もETFの購入手数料もゼロとします。

たとえると、河童証券がETFを買うだけのインデックスファンドを運用して、配当金の再投資までしますが、信託報酬も隠れコストもゼロ円の場合の基準価額の推移を生成するようなものです。そのため、このトータルリターンは現実にはありえない仮想的なものです。

なお、NOBLとVYMの経費率の存在はベンチマークの素の姿を見るには不都合ですが、それには目をつむっています。

NOBLトータルリターン vs VYMトータルリターン

NOBLトータルリターン vs VYMトータルリターン

赤のラインがNOBLトータルリターン、緑のラインがVYMトータルリターンです。大差はないものの、NOBLの方がパフォーマンスが良い時期が多そうです。

リターンの差を見ると様子が良く分かります。

リターンの差

青のラインがリターン差で、NOBLトータルリターンーVYMトータルリターンです。プラス圏にあることの方が多く、それはNOBLトータルリターンの方が(この比較期間では)有利だったことを示しています。

SMT米国株式配当貴族 vs 楽天米国高配当株式

では上記比較結果を踏まえた上で、SMT米国株式配当貴族と楽天米国高配当株式のリターン実績を比較してみます。楽天米国高配当株式の設定直後を避けて2018年2月からの比較です。

SMT米国株式配当貴族 vs 楽天米国高配当株式

次は同じ期間(処理の都合で右端は4月26日です)のNOBLとVYMのトータルリターンの比較です。

同じ期間のNOBLとVYMのトータルリターンの比較

青のラインの形状は(期待通りに)酷似しています。この比較結果には満足しています。

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