個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

たわら先進国株式低ボラティリティ高配当戦略は高コストで低パフォーマンスと最悪です

投稿日:2019年5月31日 更新日:

アセットマネジメントOneは「たわらノーロード」シリーズで有名ですが、「たわらノーロードplus」という名称で始まる商品も扱っています。アクティブファンドです。

「たわらノーロードplus先進国株式低ボラティリティ高配当戦略」という舌を噛みそうなアクティブファンドは2016年3月31日に設定されました。信託報酬は税込み0.918%と高額です。MSCIコクサイの対象から厳選した銘柄に投資します。信託報酬が高くてもMSCIコクサイを凌駕する高いパフォーマンスを維持できるなら投資対象の候補にしてもいいでしょう。

たわら先進国株式 vs たわら先進国株式高配当戦略

たわら先進国株式との比較なら誰でも納得できるでしょう。次はたわら先進国株式高配当戦略の設定日直後を避けて2016年4月15日からの基準価額の推移です。

たわら先進国株式 vs たわら先進国株式高配当戦略

初見時に「さすがアクティブファンド、スゲーじゃん」と思ったのですが、逆でした。赤のラインがたわら先進国株式、緑のラインがたわら先進国株式高配当戦略です。

次は2017年年初からの比較です。

たわら先進国株式 vs たわら先進国株式高配当戦略、2017年から

たわら先進国株式の方が高パフォーマンスです。

次は2018年年初からの比較です。

たわら先進国株式 vs たわら先進国株式高配当戦略、2018年から

これならたわら先進国株式で十分でしょう。

高いトータルコスト

そもそも信託報酬が高いですが、隠れコストも桁違いに高いです。次は運用報告書から計算した隠れコストとトータルコストです。

トータルコスト

たわら先進国株式の運用報告書にある隠れコストはあてにならないので割り引いて考えるべきですが、トータルコストは5倍も違います。税込み隠れコストが0.371%だなんて、ローコストインデックスファンドのトータルコスト並の高さです。

売れ行きは

純資産総額は5.3億円ありますが、5.08億円はアセットマネジメントOneによる初期投資です。設定日の純資産総額が5.08億円なのでそう理解しています。

次は設定来の総口数の推移です。

設定来の総口数の推移

2018年2月に大きく減少して総口数はマイナスになっています。これは(初期投資を無視して総口数ゼロから開始しているため)アセットマネジメントOneが初期投資を引き上げたからだと思います。

設定日の純資産総額5.08億円のうち、5億円がアセットマネジメントOneによる初期投資で、残りは設定前の募集分かも知れません。

たわら先進国株式高配当戦略は全く売れていないと言っていいでしょう。リターン実績から考えても妥当な結果です。

大和住銀DC海外株式アクティブファンド乱入

企業型確定拠出年金専用で一般には購入できませんが、大和住銀DC海外株式アクティブファンドは、たわら先進国株式高配当戦略と同じく投資銘柄をMSCIコクサイの投資対象から厳選しています。

次は2016年4月15日からの基準価額の推移です。

大和住銀DC海外株式アクティブファンド乱入

青のラインが大和住銀DC海外株式アクティブファンドです。

次は2018年年初からの比較です。

大和住銀DC海外株式アクティブファンド乱入、2018年から

いくらファンドマネージャーが優秀で強運の持ち主だとしても、アクティブファンドがインデックスファンドに勝ち続けるのは困難です。でも高額な信託報酬を求める以上、インデックスファンドに常時負けるようでは存在価値がないでしょう。

その意味で大和住銀DC海外株式アクティブファンドは評価していいと思います。トータルコストは驚きの税込み1.909%ですが、アクティブファンドを投資対象候補にするならコストだけでは決められません。

  • 大和住銀DC海外株式アクティブファンドのトータルコストは税込み1.909%と超高額だが、過去のパフォーマンスは凄い。
  • たわら先進国株式高配当戦略のトータルコストは税込み1.289%と高額だが、過去のパフォーマンスはたわら先進国株式にも劣る。情けない。
  • たわら先進国株式のトータルコストは税込み0.251%と安く、ベンチマーク(MSCIコクサイ)に忠実。

勤務先の企業型確定拠出年金で大和住銀DC海外株式アクティブファンドが買える場合は検討してもいいと思います。(僕は買えるとしても買いませんが。)たわら先進国株式高配当戦略は普通に買えますが、やめた方がいいでしょう。

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.