個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

スリムシリーズは純資産総額が500億円を超えると信託報酬が漸減されます

投稿日:2019年6月9日 更新日:

スリムシリーズにはどれも判で押したような決まりごとがあります。純資産総額が500億円以上、1,000億円以上になると自動的に信託報酬が漸減されるのです。例えばスリム先進国株式の場合はこうです。

スリム先進国株式の信託報酬漸減ルール

信託報酬が違っても、500億円以上1,000億円未満の部分で0.005%ポイント、1,000億円以上の部分でさらに0.005%ポイントの「漸減幅」は共通です。

ルール適用一番乗りはスリム先進国株式か

スリム先進国株式の純資産総額は現在445億円です。米中貿易戦争の影響もあって思ったよりも待たされるかも知れませんが、おそらくじきにスリムシリーズ一番乗りで500億円を超えるでしょう。二番手はスリムバランス(8資産均等型)が有望ですが、純資産総額は261億円なのでまだまだです。

この自動的に適用される信託報酬の漸減は、500億円、1,000億円以上の部分についての適用です。純資産総額全体ではないです。そのため、この漸減効果を(運用報告書などで)数値的に実感できるようになるにはそれりの純資産総額が必要です。

未来予測

次の記事でスリム先進国株式の未来予測を行いました。

次は現在の人気が維持された場合の純資産総額の未来予測です。

緑のラインがスリム先進国株式です。この場合、信託報酬は次のように推移します。

信託報酬の未来予測

Y軸は0.0750%から始まっています。ニッセイ外国株式とたわら先進国株式は純資産総額が増えても信託報酬は漸減されないので一定です。

スリム先進国株式はこのように純資産総額の増加に伴って下がりますが、その量はわずかです。このグラフの右端の純資産総額は3,121億円で、税抜き信託報酬は0.0923%です。

もっと遠い未来まで予測すると、信託報酬は純資産総額の増加に伴い次のようなカーブを描きます。(Y軸の関係でたわら先進国株式は消しました。)

もっと遠い未来まで予測

500億円を超えると減り始め、1,000億円を超えると異なる減り方を始めます。

目論見書にある表から受ける印象よりも削減効果が少ないと感じるかも知れませんが、決して多くはない運用会社の取り分を削って、言わば受益者に還元するような仕組みです。僕は素直に評価します。

実現して欲しいこと

スリム先進国株式の純資産総額が500億円を超えてこのルールが適用されたら、以降の運用報告書にはルール適用後の信託報酬が記載されるはずです。その際、桁数の関係で効果が示せなくても、ルールは適用されて、適切に運用されたことを明記して欲しいです。

漸減幅はいつまで維持可能か

現在は信託報酬に関わらず漸減幅は固定です。1,000億円以上だと元の信託報酬から0.01%ポイント値下げされます。今後、スリム先進国株式に代表される超ローコストインデックスファンドの信託報酬がどこまで安くなるのかは分かりませんが、信託報酬が0.0600%になっても同じ漸減幅を維持できるでしょうか。

それはさすがに無理かも知れません。いや、信託報酬がそこまで安くなればこの自動適用ルールの対象外になるかも知れませんね。

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.