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たわら国内株式高配当戦略は現状買う意味ありません

投稿日:2019年6月25日 更新日:

アセットマネジメントOneは「たわらノーロード」シリーズで有名ですが、「たわらノーロードplus」という名称で始まる商品も扱っています。アクティブファンドです。

「たわらノーロードplus国内株式高配当戦略」という長い名前のアクティブファンドは2016年3月31日に設定されました。信託報酬は税込み0.756%と高額です。TOPIX指数の対象から厳選した銘柄に投資します。たわらTOPIXのアクティブファンド版です。信託報酬が高くても、たわらTOPIXを凌駕する高いパフォーマンスを維持できるなら投資対象の候補にしてもいいでしょう。

なお、たわら先進国株式、たわら新興国株式のアクティブファンド版の評価は芳しくありませんでした。

eMAXIS TOPIX vs たわら国内株式高配当戦略

たわらTOPIXよりもたわら国内株式高配当戦略の方が先に設定されたので、代わりにeMAXIS TOPIXと比較します。次はたわら国内株式高配当戦略の設定日直後を避けて2016年4月15日からの基準価額の推移です。

eMAXIS TOPIX vs たわら国内株式高配当戦略

赤のラインがたわら国内株式高配当戦略、緑のラインがeMAXIS TOPIXです。大差ありません。

次はたわらTOPIXの設定日直後を避けて2017年4月10日からの比較です。

たわらTOPIX vs たわら国内株式高配当戦略

青のラインはリターン差で、たわら国内株式高配当戦略ーたわらTOPIXです。プラス圏内にある時はたわら国内株式高配当戦略の方がリターンが高いです。

大差はなく、時期によって優劣が入れ替わります。

隠れコストは普通

信託報酬は高いですが、隠れコストは普通です。次は運用報告書から計算した隠れコストとトータルコストです。

隠れコストとトータルコスト

たわら国内株式高配当戦略のトータルコストは、たわらTOPIXの4.5倍もしますが、パフォーマンスに大差ないことを考えるとそれだけ高いコストを負担する価値はないですね。

次は隠れコストの明細です。気になるところはありません。

売買委託手数料が高いですが、驚くほどではありません。

売れ行きは

純資産総額は1.45億円しかありません。アセットマネジメントOneによる初期投資は5.2億円ありましたので、途中で資金を引き上げたと思われます。

次は設定来の純資産総額の推移です。

純資産総額の推移

次は設定来の総口数の推移です。

総口数の推移

階段状に下がっているのは、アセットマネジメントOneが初期投資を引き上げている様子ではないでしょうか。

たわら国内株式高配当戦略はほとんど売れていないと言っていいでしょう。たわらTOPIXと変わらないリターンしか得られないなら、わざわざ高いコストを負担して買う意味を見い出せませんからね。

結論

国内株式に投資するアクティブファンドはたくさんありますが、インデックスファンドに勝ち続けられるものは少ないのが現実です。設定後、早い時期から投資し、人気が出た後に群がった「いなご」と揶揄される人達を尻目にさっさと売り抜けられる人もいるでしょうが、そういう能力や運を備えていないなら初めから手を出さない方がいいと思います。

たとえ国内株式に投資するアクティブファンドを嗜好するとしても、たわら国内株式高配当戦略の現在のパフォーマンスでは、選択肢にならないでしょう。

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