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【債券研究】SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)は落選もNEXT FUNDS(2554)に期待

投稿日:2019年6月27日 更新日:

自身の寿命に限りがあるインデックス投資家のみなさん、インデックス投資の出口戦略を考えていますか?

僕はスリム先進国株式に集中投資していますが、次の暴落時には全力で追加投資できるよう入金力を温存しているところです。(通常の積立投資だけで、追加投資を控えているという意味です。)ところが資産を取り崩しながら生活するようになると、次の暴落を楽しみに待つなんてできません。スリム先進国株式の評価額は簡単に3割、4割下落します。暴落後に資産を取り崩す(一部売却する)と、暴落前に比べて損してしまいます。リスク資産なので当然と言えばその通りです。

世の中には死ぬまでリスクの高いポートフォリオを維持するという人もいるようですが、僕のメンタルはそこまで強靭ではありません。

そこで、資産を取り崩しながら生活するようになったら次の暴落を恐れなくていいように、リスク資産の多くをスリム先進国株式からリスクの低い債券に移すことを考えています。これまでに有望な選択肢が2つ見つかっています。

この記事で取り上げるのはインデックスファンドですが、残念ながら落選です。

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)は「ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックス」をベンチマークにしています。投資適格社債を投資対象にしており、ジャンク債に投資するハイ・イールド系ではありません。

信託報酬は税込み0.6912%です。高いですね。また、解約時信託財産留保額が0.3%かかります。目論見書には購入時手数料の記載がありますが、楽天証券ならノーロード(購入時手数料なし)です。

なお、このインデックスファンドには為替ヘッジなし版はありません。

次は(僕が出口戦略として有望と見ている)iシェアーズ米国債7-10年ETF(ヘッジあり)とのリターン比較です。

iシェアーズ米国債7-10年ETF(ヘッジあり)とのリターン比較

赤のラインがSSGA USボンドオープン、緑のラインがiシェアーズ米国債7-10年ETFです。SSGA USボンドオープンはボラティリティ(変動率)が低いです。これを見ると僕が出口戦略に求める条件のひとつはクリアしています。

iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)との違い

iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)は「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」をベンチマークにしています。投資対象は満期7年以上10年未満の米国債です。

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)の投資対象は満期が1年から10年の米国債です。ベンチマークとしては、残存期間が短いものを含めるかどうかが違いですが、理屈上どちらが僕の目的に合っているのかは知識がなくて分かりません。

iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)は年4回配当金を出します。ETFなので出さないようにはできません。過去12ヶ月の分配金利回りは税引前で2.04%でした。

一方SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)はインデックスファンドなので無分配型にもできるはずですが、残念ながらこれは毎月分配型です。僕は毎月分配型のインデックスファンドを買う意味などないと信じているので、「毎月分配型」であることだけで落選確定です。

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)は直近1年間で180円(税引前)分配していますが、これは分配金利回り約2%に相当します。iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)と変わりませんが、毎月コンスタントに15円分配しているのを見ると「こんなもん情弱しか買わんだろう」と思ってしまいます。

売れ行きは

純資産総額は5.6億円です。次は設定来の総口数の推移です。

途中で15億円程度増え、その後2回どーんと減っています。このグラフを見る限り人気があるとは言えません。

NEXT FUNDS参戦

狙ったわけではないのですが、この記事の公開日翌日にNEXT FUNDSから同じ指数をベンチマークにしたETFが登場します。

上記ページの冒頭にこうあります。

長期にわたる低金利環境下において、リスクを抑えつつ国内債券よりも魅力ある利回りを享受できる商品へのニーズは高まる一方です。そこでこのたび、資産運用に有用なアセットクラス※として投資家からの関心の高い、償還年限が10年以内の米国投資適格社債を為替ヘッジ付きのETFとして商品化しました。

素晴らしいです。ありがたいです。

信託報酬は税引き0.27%です。年4回分配されますが、ETFなので必然です。

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)の信託報酬が高い、馬鹿らしい毎月分配型という問題がありません。

僕はこのETFの登場を心から歓迎しています。(どれほど喜んでいるかは分かってもらえないかも。)iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)の良き対抗馬になるからです。ETFで気になる売買手数料も、楽天証券なら0円です。

引用:楽天証券

結論

SSGA USボンドオープン(ヘッジあり)は落選ですが、同じ指数をベンチマークにするNEXT FUNDSのETF(2554)には大いに期待できます。楽しみがひとつ増えました。

なお、ステートストリートグローバルアドバイザーズ社は「SSGA米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり)」という、同じ指数をベンチマークにしている商品も扱っています。そちらについてはまた別の機会に記事にします。

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