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年金

我が家の年金受給プランをレビューしました

投稿日:2019年6月30日 更新日:

次の記事で僕は加給年金を6年間もらえるので繰り下げ受給しないと書きました。

実は加給年金は厚生年金に付属しており、基礎年金(国民年金部分)だけを繰り下げ受給することで、加給年金をもらいつつ年金受給額を増やせます。

また、妻の年金についても見直しを行い、世帯としての年金受給プランをレビューしました。ねんきんネットの情報を元にしていますので、僕か妻のどちらかが早死にしない限りはほぼその金額が受給できるはずです。

基礎年金のみ繰り下げる

繰り上げ受給は厚生年金と基礎年金を同時にしかできないのですが、繰り下げ受給は両方またはどちらか一方だけでも可能です。次は基礎年金のみを繰り下げ受給した場合に年金額(基礎年金のみ)がどうなるかを示したものです。

基礎年金のみを繰り下げ受給した場合

増額率が1年で8.4%、5年で42.0%なのは同じです。次は繰り下げしない厚生年金と合算した金額です。

厚生年金と合算した金額

厚生年金+基礎年金としては5年繰り下げて17.5%の増額となります。

次は加給年金を含めた受給総額です。5年繰り下げた場合81歳から得をするという損益分岐点(表現は露骨ですが)は加給年金の有無によらず一定です。

この試算結果から、生きているうちに受け取るよりも長生きリスクに対応した方が良いと思えるため、基礎年金の受給を5年繰り下げることにします。これは81歳以上生きようというモチベーションになりますね。

でも、厚生労働省がしきりに年金の繰り下げ受給を推奨しているのを見ると、国民全体で見た時の「年金制度」としての負担は繰り下げ受給者が増えたほうが減ると計算しているように思えます。

妻の場合

次の記事で繰り下げ受給を検討しています。

僕がもらえる加給年金は、妻が65歳になると振替加算に変わります。年額15,042円です。振替加算は、基礎年金を繰り下げ受給しても増額されません。でも妻の場合は振替加算の金額が少ないので、繰り下げ受給により妻自身の長生きリスクに対応した方が良いと考えています。

妻は受給を5年繰り下げると、82歳以上長生きすれば得する計算になります。平均的な女性なら楽勝ですね。

国民年金基金

僕が個人事業主になった時に、妻は国民年金基金に加入しました。その判断は不正解だったのですが、国民年金基金は一度加入すると脱会できない地獄仕様です。第1号被保険者はiDeCoに最大月額68,000円を拠出可能ですが、これは国民年金基金と合算した金額です。

それで妻は減らせるところまで口数を減らして国民年金基金の拠出額を20,930円にしました。その結果、妻はiDeCoに毎月47,000円拠出しています。

この試算では口数を減らした後の手堅い見積もり額(年額127,532円)を用いています。(国民年金基金はねんきんネットに相当するものがなく、これまでの拠出額を元にした年金受給額の見積もりを計算できません。)

世帯全体

世帯全体で受給額がどうなるか確認します。妻との年齢差、5年間の繰り下げ受給により「長生きリスク」を重視したものになっています。

世帯全体での受給額

公的年金が(お得度は下がりますが国民年金基金も)終身年金なのは本当にありがたいです。この素晴らしさが分からない、残念な国民が相当数いるのが悲しいです。

不足額

次の記事で我が家の支出を分析しています。

もし、余裕のある生活に必要な収入が月額35万円だったらどれだけ不足するか計算しました。

余裕のある生活に必要な収入が月額35万円だったらどれだけ不足するか

税金を考慮していない、僕が90歳まで生きている、妻が84歳までの試算でしかないとツッコミどころ満載ですが、不足額は2,800万円になりました。老後の生活にかかるコストを経験しないで正確に見積もるなんて無理な話ですが、普通に考えれば何の心配も要らない水準です。

備えあれば憂いなし

公的年金のありがたさ(あるいは早死にしなかった場合のお得度)が理解できないとか、将来必要になる資産を自分で築けないという人もいます。そういう人にとって足りないのは金融リテラシーだけではないのかも知れませんが、備えあれば憂いなしです。

幸い、公的年金で足りない分を補うのに、非課税制度と質が高く超ローコストのインデックスファンドが提供されています。僕は正直、若い人たちがうらやましいです。人生を20年、30年前からやり直したいとは思いませんが、そういう若い時代から、つみたてNISAやiDeCoやスリム先進国株式などがあったらどんなに良かっただろうかと思います。その気持を大事にして、あと数年で社会人になる自分の子供にはしっかりと資産形成の極意を叩き込むつもりです。そのためにも早死にできません。

なお、嫁さんは若い方が将来得する可能性が高いぞ、という話はしないつもりです。

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