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スリム先進国株式の隠れコストは低水準が維持されています

投稿日:2019年7月5日 更新日:

先日、スリム先進国株式の第二期運用報告書が公開されました。運用報告書から計算した隠れコストは微減で、低水準が維持されていました。

先進国株式に投資したい人にとって、スリム先進国株式は最良の選択肢と言えます。え、三菱UFJ国際投信に忖度してる?それはみなさんの判断におまかせします。

隠れコストは第二期でどう変わったか

次はスリム先進国株式の運用報告書の数値を年率換算したものです。

スリム先進国株式の運用報告書の数値を年率換算したもの

隠れコストは微減でした。次は隠れコストの明細です。

隠れコストの明細

売買委託手数料が地味に減少しています。

ニッセイ外国株式と比較

次はニッセイ外国株式とスリム先進国株式の信託報酬引き下げ履歴です。太字が設定時のものです。

信託報酬引き下げ履歴

現在の信託報酬とあわせるとこうなります。

ニッセイ外国株式と比較

スリム先進国株式の推定トータルコストは税込み0.183%と低水準です。決算期間が異なるのでそのまま比較するのは不公平ですが、ニッセイ外国株式より0.011%ポイント低いです。

でも、運用報告書にはすべてのコストが記載されるわけではありませんから、ごまかしの効かない基準価額データを比較してリターン差を見るのが良いです。

次はニッセイ外国株式が信託報酬を0.1090%に引き下げた(スリム先進国株式と同率になった)日以降の比較です。

スリム先進国株式 vs ニッセイ外国株式

青のラインはリターン差で、スリム先進国株式ーニッセイ外国株式ですが、ほとんどフラットです。6月はスリム先進国株式のリターンがわずかに高いですが、それがどうしてかを判断するには少し時間が必要です。

スリム先進国株式を最良の選択肢とする理由

現状、スリム先進国株式とニッセイ外国株式にパフォーマンスの差はありません。それでも僕がスリム先進国株式を最良の選択肢とし、スリム先進国株式とニッセイ外国株式のどちらでも良いとしないのには理由があります。

なお、スリム先進国株式よりもSSGA先進国株式の方がパフォーマンスが高いことが分かっていますが、次の理由で最良の選択肢としませんでした。

  • SSGA先進国株式は配当金を出すことがあります。完全無分配型ではありません。
  • SSGA先進国株式はどうやら普通には買えないようです。

理由1:ニッセイ外国株式は運用に不安がある

ニッセイ外国株式は過去に大きな下方乖離を2回起こしています。

ニッセイアセットマネジメントは、他の資産に投資する商品でも運用に不安を感じる事例が散見されます。

ニッセイアセットマネジメントのファンで、このような下方乖離が気にならないのであれば、自分のお金を投資するのですから他人の意見など無視すれば良いです。

理由2:スリム先進国株式の同率首位戦略

スリムシリーズは(基本的に)自発的な信託報酬引き下げはしませんが、競合対象の商品が信託報酬を引き下げた場合(これまでのところ)、必ず同率に引き下げています。これをセコいと揶揄する人もいますが、僕は高く評価しています。

ニッセイ外国株式を含めて、三菱UFJ国際投信が競合対象とする商品の信託報酬が引き下げられれば、将来も同率までの引き下げが期待できます。もちろん、その水準は無理ですと白旗を上げる時が来ない保証はありません。それでも、ニッセイ外国株式以下の水準となる可能性は高いと思っています。

理由3:純資産総額に応じて信託報酬が漸減される

スリムシリーズはどれも純資産総額が500億円を超えると信託報酬が自動的に漸減されます。

その効果を実感するには純資産総額が相当金額必要ですが、この仕組みはニッセイ外国株式にはないメリットです。

理由4:我が家が集中投資している

スリム先進国株式への投資元本は先月末で1,785万円になりました。スリム先進国株式がもっと売れると理由3により我が家はその恩恵にあづかることができます。応援するのは、三菱UFJ国際投信への忖度ではなくて、自分が得するからです。(俗に言うポジショントークです。)

ニッセイ外国株式には頑張って欲しい

純資産総額では、ニッセイ外国株式はキング・オブ・MSCIコクサイです。ニッセイ外国株式の1,260億円に対して、スリム先進国株式は492億円です。

次は設定来の純資産総額の推移です。

設定来の純資産総額の推移

スリム先進国株式は、FOY2018で一位になるほど人気が高いとは言え、現状ではニッセイ外国株式を抜くのは容易ではありません。

ですが、改善を続けるには良きライバルの存在が不可欠です。信託報酬が0.0999%になったのも、ニッセイ外国株式のおかげです。そのため、ニッセイ外国株式には信託報酬引き下げ競争、ローコスト化競争から脱落することなく、スリム先進国株式と競い合って欲しいです。

もちろん、そうであってくれた方が、我が家にとって都合が良いからです。

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