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ニッセイ外国株式の実質コストは税抜き0.1463%ではありません

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ある著名な投信ブロガーの方のブログ記事に、税抜き実質コストはニッセイ外国株式がスリム先進国株式より安いとありました。

  • ニッセイ外国株式:0.1463%
  • スリム先進国株式:0.1641%

見た瞬間に間違っていると思いました。運用報告書を確認後、その著名なブロガーの方にはブログ内にある連絡手段を使って懸念を伝えました。15日のことです。が、修正されないようです。

僕の計算方法

次の記事でニッセイ外国株式とスリム先進国株式のトータルコストを比較しています。

僕はトータルコストと表現していますが、「実質コスト」と同意です。

ニッセイ外国株式と比較

税抜きにするとこうなります。

  • ニッセイ外国株式:0.17963%
  • スリム先進国株式:0.16944%

次は僕のトータルコストの計算方法です。投信ブロガーによって変わります。

  • 決算期間の日数から365日との比率を求めます。これを使って年率換算します。
  • 運用報告書にある費用合計から信託報酬を引き、年率換算したものが推定税込み隠れコストになります。
  • 現在の(最新の)税込み信託報酬に上記推定税込み隠れコストを加えたものが推定税込みトータルコストになります。

あの数値はどうやって計算したのか

あの数値ぴったりにはなりませんでしたが、次の方法で計算するとそれらしくなりました。

  • 運用報告書にある費用合計から信託報酬を引き、1.08で割って税抜きにします。これが補正前税抜き隠れコストです。
  • 運用報告書にある税込み信託報酬を1.08で割って税抜きにし、現在の税抜き信託報酬である0.0999との比率を求めます。
  • 補正前税抜き隠れコストを上記比率で補正します。これが補正後税抜き隠れコストです。
  • 現在の税抜き信託報酬である0.0999に補正後税抜き隠れコストを加えたものが、税抜き実質コストです。

この計算方法はおかしいです。(こうやって計算したという確証はありません。)

ニッセイ外国株式とスリム先進国株式のトータルコストはほぼ同じです

運用報告書にある数値は不正確だと分かっているので、そこから計算した結果だけで判断するのは不適切です。運用のうまい、へたも関係してしまいますが、誤魔化しの効かない基準価額データを比較すべきです。その結果、現状では、ニッセイ外国株式とスリム先進国株式のトータルコストはほぼ同じと見られます。

「ニッセイ外国株式の方が実質コストが安い」という判断は間違っています。

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