インデックス投資

このまま暴落が始まるなら一気に底値まで落ちて欲しい

2019年8月7日

トランプ大統領は来年の大統領選に向けて株高を維持したいはずです。その思いは誰よりも強く、暴落するなら再選後にして欲しいと願っているでしょう。

世界最強の軍事力を誇る米軍の最高司令官と言えど、世界経済を意のままに操ることはできません。FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長はトランプ大統領の圧力に押されて不本意ながら0.25%の利下げを決めましたが、トランプ大統領はそうなることを見透かしたように対中関税第4弾を9月1日に発動すると発表しました。

トランプ大統領は確信犯だと思いますが、いくらなんでも株価下落の原因をFRBに押し付けることはできないでしょう。FRBは再度不本意な追加利下げを行うのでしょうか。でもそれは次の暴落時の政策余地を狭めるので危険だと思います。(暴落後の低迷が長引くのは誰にとっても良くありません。)

8月2日から株価が急落しています。もしこのまま暴落が始まるなら、僕としては、一気に底値まで落ちて欲しいです。その後の低迷は短いほど良いです。

僕はかねてより次の暴落時には全力で追加投資をすると宣言しています。実際に暴落したらそんなことはできないとか書いてあるブログを鼻で笑いながらです。もしできなかったら男らしくこのブログを閉鎖してみせますよ。

暴落時の対応ルール

次の記事で暴落時の追加投資額を決める計算式を検討しました。

スリム先進国株式の基準価額が、直近の最高値から10%以上下落したら追加投資を発動します。明日はもっと下がるだろうとかいう気持ちの影響を排除するため、計算で求めた追加投資額に従って機械的に追加投資をします。

未来予測

スリム先進国株式の2021年10月末までの基準価額の推移を予測したパターンを3つ用意しました。それらに対して上記計算式に従って追加投資をしたらどうなるかを検討します。追加投資の予算は2,000万円としています。

未来予測1

僕が望まないパターンの代表例です。

未来予測1

次は下落率をプロットしたものです。

20%程度下落しますが、その後じりじりと上昇して回復傾向かと思いきや、再度下落が始まり、30%程度で底を打ちます。そうなることが前もって分かっているなら、20%程度下落したところでは追加投資を控えて、25%以上下落してから追加投資を始めるところですが、それは無理な話です。

次は追加投資シミュレーションです。

灰色のラインが元本で、10%以上下落したところから急激に立ち上がっています。が、暴落の第二波を迎える前に追加投資予算を使い切ってしまいます。

未来予測2

僕の望み通りではないけど十分あり得そうなパターンです。

未来予測2

次は下落率をプロットしたものです。

27%程度まで暴落したあと、33%程度まで暴落します。この場合も前もって2番底が形成されると分かっていなければ、最初の下落での追加投資を控えるなんてできません。

次は追加投資シミュレーションです。

この場合も暴落の第二波を迎える前に追加投資予算を使い切ってしまいます。でも十分安く買えたと思います。

未来予測3

僕が望むパターンです。一気に底値まで落ちます。

未来予測3

次は下落率をプロットしたものです。

一気に35%程度の底まで暴落します。暴落するならこのパターンがいいです。

次は追加投資シミュレーションです。

でも底を打つ前に追加投資予算を使い切っていますね。

これは買い急ぎすぎか

このシミュレーション結果を見て、追加投資のペースが速すぎると感じました。追加投資額は次の式で求めています。

比率=(POWER(下落率-8,1.45)+12)*0.4

べき乗の係数を1.45から1.1に落としてみました。

どちらが良いかは暴落の程度によるので賭けになりますが、係数1.1で(買い急がない方で)臨もうと思います。

未来予測4

現実にはあり得ないと思いますが、大きく暴落するけどすぐに反発・回復した場合です。

次は下落率をプロットしたものです。

一気に35%下落して底を打ち、2018年のクリスマスの時のようにそこから急速に回復しています。その後-10%程度で停滞します。暴落期間がこんなに短いとほとんどの人は十分な追加投資ができないでしょう。

次は追加投資シミュレーションです。

元本は1,225万円です。800万円以上追加投資予算を残しています。最初の暴落で満足に追加投資できていません。そして10%程度に回復したところで追加投資しています。下手くそって叫びたくなりますね。

でも万能な計算式など存在しないので、こうなるのはしょうがないです。そして、前もって決めた計算式による結果を守らないとこの作戦はうまく行かないので、心の迷いを排除して機械的に追加投資します。

直近の最高値は

スリム先進国株式の直近の最高値は2018年10月の12,435円です。世界同時株安直前です。上記シミュレーションは2019年年初からのものなのでちょっとだけ違います。

僕はスリム先進国株式の基準価額が11,191円を切ったら追加投資を発動します。それまでは周りが騒がしくなっても追加投資はしません。実際、もう半年間、積立投資だけで、1円も追加投資していません。

暴落するにはまだ早いかも

僕には予知能力がないので未来のことは全く分かりません。でも暴落するにはまだ早い気がしています。今回も僕が追加投資を発動する前に株価は再度上昇を始めるのではないかと。それが当たっても外れても、どちらでもいいのですが、暴落するなら底値まで一気に落ちて欲しいです。

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