個人事業主が節税してインデックス投資

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インデックス投資

スリム先進国株式を毎月買うのにどうして先週は追加投資しなかったのですか?

投稿日:2019年8月19日 更新日:

我が家の投資スタイルは標準的とは思いませんが、誰にも適用できる普遍的な解はないので、世帯ごとに違っていて当たり前です。

標準的だと思わないのは、インデックス投資を始めたのが人生の後半で、無リスク資産からリスク資産へのシフトを進めている最中だということに起因しています。リスク資産に投資可能なまとまった余裕資金があるため、投資方法について高い自由度があります。その点では恵まれていますが、寿命に限りがあるため資産形成に使える残り年数は相対的に短いです。そのため、次の暴落を起点とした経済の1サイクルで資産形成を終わらせるつもりでいます。今から出口戦略を考えているのもそのためです。

2019年以降もつみたてNISAではなくて一般NISAを選択した背景も同じです。

さて、現在米国株価は史上最高値付近にあり、まだ史上最高値を更新するのか、景気後退(リセッション)入りして暴落が始まるのか、どちらに転ぶか分からない状態です。でも遠からず暴落するのは間違いないでしょう。(どれだけ遠いかは誰にも分からないわけですが。)

こういう状況では、積立投資を休止して暴落してから積極的に買えば良いと考える人も少なくないと思われます。でもその方法がうまく行く保証はありません。暴落が始まるまで基準価額がどこまで上がるか、暴落でどれだけ下がるかは予見できないからです。よって、暴落を待つ買い方は「賭け」になります。賭けに勝てば、普通に積立投資したのより儲かりますが、賭けに負けると投資機会を損失したことになります。特に長期投資を前提とするなら、普通の積立投資は手堅い投資方法と言えるでしょう。

現在の積立設定

現在の積立設定です。

  • 僕が特定口座で楽天カード決裁で5万円。
  • 妻が特定口座で楽天カード決裁で5万円。
  • 僕がiDeCoで6.7万円。
  • 妻がiDeCoで4.7万円。

特定口座での積み立てを継続しているのは機会損失を恐れるからです。

iDeCoは積み立てるしかないでしょと思うかも知れませんが、暴落を待つ買い方はiDeCoでもできます。拠出金で定期預金を買うようにし、暴落したら目当てのインデックスファンドにスイッチするのです。非課税でできますし、追加費用はかかりませんので、うまくやれそうならチャレンジしてもいいと思います。(我が家は普通にスリム先進国株式を買っています。)

NISA口座で積み立てしていないのは、今年の非課税枠を使い切っているためです。

トランプ砲炸裂

FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長はトランプ大統領の圧力に押されて不本意ながら0.25%の利下げを決めましたが、トランプ大統領はそうなることを見透かしたように対中関税第4弾を9月1日に発動すると発表しました。結果、米国株価は大幅な下落を始めました。トランプ大統領は確信犯だと思われます。

次はこのブログに良く登場するグラフの更新版です。世界同時株安直前からの、スリム先進国株式の基準価額の推移です。

スリム先進国株式の基準価額の推移

トランプ砲の炸裂で米国株価が急落し始めたのは8月2日です。現状、先進国株価(MSCIコクサイ)は米国株価と似た値動きをするため、見事に急落しています。でも、5月に中国がちゃぶ台返ししたことに端を発する米中貿易戦争激化による株価下落の底値を下回ることはありませんでした。右端は8月16日夜の基準価額ですが、当日S&P500種指数は1.44%も上昇したので、8月19日の夜に公開される基準価額は上がっているはずです。

我が家は先週も含めて2月6日以降一切追加投資していません。その理由をひとことで言えば「追加投資の条件を満たさなかったから」となります。スリム先進国株式の基準価額が直近の最高値から10%以上下落しないと追加投資しないのをルールにしているのです。(10%に絶対的な根拠はなく、キリのいい数値だからそうした程度です。)

10%未満の下落を無視するのは、我が家は世界同時株安でもっと大幅に下落した時に十分追加投資したからです。2019年年初に追加投資を十分できた人はいないだろうとか書いている投信ブロガーがいましたが、準備ができていた我が家はしっかりできました。

次は世界同時株安での追加投資の様子が分かるグラフです。

11月から2月までの4ヶ月間にスリム先進国株式を買った金額の推移

1月が突出しているのは一般NISA枠2名分とジュニアNISA枠の合計300万円を使い切ったからです。

平均取得価額

同じグラフから矢印などを外しました。

矢印などを削除

  • 緑の水平線は直近の最高値。
  • 紫の水平線は現在の基準価額。
  • 緑の水平線は直近の最高値から10%下落した水準。
  • 黄の水平線は現在の平均取得価額。(特定口座とNISA口座のみ。iDeCo口座は除外。)

インデックス投資においてリターンを最大化するには平均取得価額を下げる必要があります。そうは言っても株価は制御できないので、できるのは「安い時に買う」ぐらいです。でも株価の推移は正確には予測できません。株価は右肩上がりで上昇するこを期待して投資するので、できるだけ早く投資した方が安く買えることにつながるため、一括投資するか、それができないなら普通に積立投資することになります。

評価額の利益率は、平均取得価額と現在の基準価額の比だけで決まります。その観点で言えば、基準価額が黄の水平線より上にある時の投資は確実に平均取得価額を上げるため、利益率を悪くしてしまいます。

が、利益を含む評価額は保有総口数✕現在の基準価額で決まりますから、資産を最大化するためには平均取得価額はできるだけ低く、保有総口数はできるだけ多くすることが求められます。

平均取得価額を気にすると「買い」をためらわせる可能性があるため、意識しない方がいいです。僕も普段は気にしていません。今回、この記事のためにわざわざ計算しました。

追加投資ルール

我が家が直近の最高値から10%以上下落したら追加投資を発動させるのは、すでに十分な追加投資をして平均取得価額を相応に下げているからです。本当は、次の暴落が始まるまで追加投資する必要性を感じないのですが、株価の下落が始まった時にそれが調整で終わるのか暴落の始まりなのかは判断できません。また、次の暴落でどこまで下がるかも分からないので、ある程度下げたら追加投資を始めるしかないのが実情です。我が家の場合、それが10%だということです。

まだ十分な追加投資をしていないなら、5%以上の下落で開始してもいいと思います。正解は各世帯で異なります。

暴落したら

追加投資の発動条件を満たすまでは積立投資により平均取得価額はわずかずつですが上昇します。来週以降いったん先進国株価は上昇しそうな雰囲気ですが、追加投資の発動条件を満たすまでは積立投資のみというのは変わりません。

追加投資の発動条件が満たされたら、あらかじめ決めてある計算式が出す金額だけ機械的に追加投資します。

次の暴落では平均取得価額をしっかり下げられることを願っています。それはすなわち暴落の程度がそこそこ大きいことを期待しているわけで、それは不謹慎と批判されてもしょうがないですが、そもそも僕が制御できることではありません。

平均取得価額の計算方法

次は楽天証券の保有商品一覧画面からの引用です。

楽天証券の保有商品一覧画面

平均取得価額そのものズバリが表示されていますが、特定口座とNISA口座などに別れている場合、次の計算が必要です。

  • 取得総額を合計します。・・・①
  • 保有数量を合計します。・・・②
  • ①✕10000÷②を求めます。

積立投資で運試し

毎月初に楽天カード決済で5万円積立投資していますが、3月以降に約定した日に矢印を付けました。

基準価額のどこを掴むかは運任せですが、決して悲観することはないですね。買いそびれることがないメリットも評価してあげてください。

そもそも楽天証券で楽天カード決済で積み立てる場合は、積み立て日は1日固定となり変更できません。

(そのような制約がなく)毎月1回購入するが、基準価額が下がった時を狙って買う(積み立てる)という超マニアックな人もいますが、そんなことが良く続けられるなと思ってしまいます。

景気後退は

景気後退(リセッション)入りはまだ先だとか、もう入ってるんじゃないかとかいろんな意見がありますが、予知能力のない僕には分かりません。僕の希望はこうです。

  • 満身創痍であっても年内は強気相場が続き、スリム先進国株式の基準価額は上昇、最高値を更新する。
  • 暴落が始まるのは2020年に入ってから。

希望通りになるかどうかは半年も待てば分かります。

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