個人事業主が節税してインデックス投資

個人事業主のリアルな節税やインデックス投資、お金についてお話しします

インデックス投資

ゆうちょ銀行の投信で買ってもいいのは7本程度しかありません

投稿日:2019年8月27日 更新日:

山崎先生の、ゆうちょ銀行の投信についての見解が記事になっています。

記事の中にこうありました。

ゆうちょ銀行の投資信託商品ラインアップを改めて確認しましたが、購入時手数料や信託報酬の水準を見て、投資の専門家として“買ってもいい”といえるものはほとんどありませんでした。

そんなにひどいんだと思い、僕も商品一覧を確認しました。その画面は、やはり、不誠実なものでした。

不誠実な商品一覧画面

次はゆうちょ銀行が取り扱っている投資信託の一覧画面からの引用です。

商品一覧画面

引用:ゆうちょ銀行

各項目でソートができますが、肝心の信託報酬がありません。よって、信託報酬の安い順で並べ替えて商品選択を考えるというのができません。信託報酬を確認するにはファンド名のリンクから詳細画面に移るしかありません。まずこの点が不誠実です。

次に分配金、分配型の存在を前面に押し出しています。分配型のみを表示するメニューまであります。金融リテラシーを身に付けないで近づくと危険です。

インデックスファンドが分配金を出す経済的合理性はありませんので、今どき分配型ファンドを推そうとする姿勢そのものに誠実さを感じることができません。

たわらノーロードシリーズ

次はたわらノーロードシリーズの商品一覧画面からの引用です。

たわらノーロードシリーズの商品一覧画面

引用:アセットマネジメントOne

残念ながら信託報酬の表示はなくソートもできません。誠実さに欠けます。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズ

次はニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズの商品一覧画面からの引用です。

引用:ニッセイアセットマネジメント

表示項目を変更することで、信託報酬や信託財産留保額でソートできるようになります。誠実さを感じます。

eMAXISシリーズ

次はeMAXISシリーズの商品一覧画面からの引用です。

引用:三菱UFJ国際投信

残念ながら信託報酬の表示はなくソートもできません。誠実さに欠けます。

自分で並べ替えてみる

ゆうちょ銀行が扱っている投資信託について山崎先生は、コスト的に見て買って良いものはほとんどないという主旨のことを書かれています。ではどれほど高コストの商品があるのか、安いのは全くないのか知りたくなったのですが、142本もある商品ひとつひとつの詳細画面を開いて信託報酬を書き取るのは僕でも根気が続きません。そこで使い捨てのプログラムを書いて、人手ではとてもやる気が出ない作業をプログラムにやらせることにしました。

詳細画面における信託報酬の表示方法に癖がある商品があるため、いくつかは自動取得できず、それらは手動で取得しました。また、正しく取得できていないものもあると思われます。(追加コストが含まれていないなど。)気になるものがあった場合は、商品一覧画面から詳細画面を確認されるようお願いします。

信託報酬の高い順に並べ替え

お待たせしました。リストが長いので適当に分割しています。

信託報酬の高い順1

信託報酬の高い順2

信託報酬の高い順3

信託報酬の高い順4

山崎先生は、信託報酬が0.5%を超えているものは避けるべきという主張をされています。その判断基準からすると、買ってもいい商品は16本なので、残りの126本(全体の88.7%)は買うべきでないとなります。よって、山崎先生が「購入時手数料や信託報酬の水準を見て、投資の専門家として“買ってもいい”といえるものはほとんどありませんでした」と言われたのは妥当です。また、次は信託報酬の分布をグラフにしたものですが、高コスト商品がほとんどです。

信託報酬の分布

これはひどいと思います。

投信運用会社の姿勢

投信運用会社のホームページで商品一覧を表示した際、信託報酬が表示されない、よって信託報酬でソートもできないのは誠実さに欠けると思います。そんなことぐらい、やる気になればすぐにできるはずです。

金融リテラシーがないとカモにされます

ゆうちょ銀行が扱う投信は高コストなものが多いし、会話をすればおそらく分配型(で高コストなもの)を勧められるでしょう。低コストな商品もゼロではありませんが、選択肢が少なく、そもそもゆうちょ銀行で投信を買うべきではありません。近寄らないのが一番です。

ゆうちょ銀行は不誠実さが突出している感がありますが、金融機関にカモにされないために必要なのは、最低限の金融リテラシーです。

残念ながらこの世には明らかなボッタクリ商品、ボッタクリと言わないまでも高コストで買うべきでない商品がたくさんあります。そして困ったことにそれらを庶民に売りつけて手数料を稼ごうとする金融機関が存在します。ゆうちょ銀行はそういう姿勢を改めるべきだし、金融庁は指導に動いてもいいと思います。

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.