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6資産均等型と8資産均等型ではどちらがおすすめですか?

投稿日:2019年9月28日 更新日:

N資産均等型バランスファンドで一番売れているのはスリムバランス(8資産均等型)です。これは先代のeMAXISバランス(8資産均等型)の功績によるところが大きく、必ずしも大歓迎されなかったスリムシリーズの中にあって、設定直後から安定した人気を獲得しています。

4資産均等型バランスファンドもありますが、人気は8資産均等型バランスファンドにかないません。

そして、その中間である6資産均等型バランスファンドもあります。

6資産均等型バランスファンド

6資産均等型は次の6資産を16.6%ずつ混ぜたものを言います。

  • 先進国株式
  • 国内株式
  • 先進国債券
  • 国内債券
  • 先進国リート
  • 国内リート

4資産均等型にリートを2種類加えた形です。または、8資産均等型から新興国を外した形です。僕はリートの代わりに新興国株式と新興国債券に加えた方が自然に思うのですが、そのパターンはないようです。(あったらごめんなさい。)6資産均等型は誰が考えてもこの6資産になるんですかね。

8資産均等型はいいけど、新興国への投資は避けたいな、という人にはちょうど良い組成でしょう。

6資産均等型の選択肢

6資産均等型の選択肢は少ないです。僕から見て検討に値するのは次の2商品です。どちらもつみたてNISA適格です。

6資産均等型の選択肢は少ない

ニッセイバランス(6資産均等)は2018年7月13日に信託報酬を引き下げています。その結果、現在の推定トータルコストは、野村6資産均等バランスよりわずかに安いです。

次は主な8資産均等型のトータルコスト比較です。

主な8資産均等型のトータルコスト比較

ニッセイバランス(6資産均等)のトータルコストはスリムバランスと大差ありません。十分ローコストだと言えます。

リターン比較

ニッセイバランス(6資産均等)の設定日直後を避けて2017年11月1日から2019年9月20日までの比較です。

野村6資産均等バランス vs ニッセイバランス(6資産均等)

赤のラインが野村6資産均等バランス、緑のラインがニッセイバランス(6資産均等)です。青のラインはリターン差で、野村6資産均等バランスーニッセイバランス(6資産均等)です。

運用報告書から計算したトータルコストとは逆で、野村6資産均等バランスの方がリターンが高い傾向にあります。運用報告書にある隠れコストの数値はあてにならないことが良く知られていますが、バランスファンドの場合、均等型と言っても各資産クラスへの投資比率はぴったり同じではないので、これを追求しても有意義ではありません。

全てのコスト、運用の上手い下手を含めたあらゆる結果がごまかしの効かない基準価額に反映されている、そして、設定来の傾向としては野村6資産均等バランスの方がパフォーマンスが良い、と言えます。これが現実です。

スリムバランス乱入

スリムバランスの方が4ヶ月ほど早く設定されていました。青のラインです。

スリムバランスもプロット

これは明らかに新興国株式と新興国債券が足を引っ張った結果ですね。

6資産均等型 vs 8資産均等型

次は、eMAXISシリーズの基準価額データを使って、6資産均等型と8資産均等型を合成したもののリターン比較です。2010年10月からの比較です。

6資産均等型 vs 8資産均等型

2013年ぐらいまでは互角でしたが、その後差が広がっています。

次は2015年年初からの比較です。

2015年年初からの比較

6資産均等型の方が有利な期間が多いですね。違いは新興国の有無なので、新興国の未来に賭けるかどうかになります。

結論:新興国が嫌いなら6資産均等型で

そもそも8資産均等型は、どの資産クラスが伸びるかは予測できないし、過去の実績では時期によってころころ入れ替わるので、全部均等に買っておこうというものです。ですから特定の資産クラスを外すのは、8資産均等型のコンセプトとは異なるものです。

8資産均等型もいいけど、新興国への投資に抵抗感があるなら、6資産均等型はいい選択肢になるはずです。

売れ行きは

次は設定来の総口数の推移です。野村6資産均等バランスの圧勝です。いや、ニッセイバランス(6資産均等)は絶望的に売れていません。

設定来の総口数の推移

野村6資産均等バランスの純資産総額は71.8億円ですが、ニッセイバランス(6資産均等)はたったの4.09億円です。次の記事で129商品中不名誉な18位でした。

そのため、6資産均等型に投資するなら断然、野村6資産均等バランスが良いです。

それから、今日はにわとりの日です。

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