インデックス投資

【朗報】スリム国内リートはぶっちぎりの最安国内リートインデックスです

2019年10月18日

SBIバンガードS&P500への対抗値下げを発表するまでに45日間を要し、スリムシリーズの受益者を多いに不安にさせた三菱UFJ国際投信ですが、さらに攻めの姿勢を見せています。スリム国内リートスリム先進国リートを10月31日に設定すると発表したのです。どちらもマザーファンドを持っており、eMAXISシリーズにある商品の信託報酬を下げれば良いだけです。ついでに信託財産留保額もゼロにしました。

さて、いつまで続くかは誰にも分かりませんが、現在国内リートインデックスは絶好調です。次はeMAXIS国内リートとスリム先進国株式の2018年年初からのリターン比較です。

赤のラインの国内リートは、成長できない先進国株式を尻目に右肩上がりです。

少なくとも現在すごく魅力的に見える国内リートインデックスですが、その商品選択は難しかったです。信託報酬と、運用報告書にある隠れコストを合計したトータルコストと、実際のリターンが一致しないのです。他の資産クラスでは見られないような不一致があります。

この記事の結論はこうでした。

納得できていませんが、リターン実績と運用報告書の数値が合わず、リターン実績を重視するとFunds-i J-REITがおすすめになります。eMAXIS国内リートでも良いと思います。

この比較結果から、もしeMAXIS国内リートのスリム版が設定されたら間違いなくベストバイになりそうです。国内リートへの投資を単品で行いたい人にとっては大きな福音になることでしょう。

ついに登場することになりました。税抜き信託報酬はSmart-i Jリートと同率最安の0.17%です。でも話はここで終わりません。

信託報酬差が生み出す違い

eMAXISバランス(8資産均等型)と、つみたてバランス(8資産均等型)は同じマザーファンド8本を均等比率で買い、時々リバランスを行います。中身は同じですが、信託報酬差はおおよそ0.3%もあります。次は2017年9月1日からのリターン比較です。

eMAXISバランス(8資産均等型) vs つみたてバランス(8資産均等型)

青のラインはリターン差で、同じマザーファンド8本で構成され、おそらくリバランスも同様に行われているからでしょう、きれいな右肩上がりの直線です。途中で凹んでいることを不審に思われるに方は次の記事がおすすめです。

次はeMAXISバランス(8資産均等型)のリターンを年率0.3%増強したものとの比較です。

青のラインはほぼフラットになりました。

このことから、信託報酬が高額なeMAXISシリーズの基準価額データにリターンを増強する加工をすれば、信託報酬を安くした廉価版の推定基準価額データが得られることが分かります。少々強引ですが、ブログ記事で使うぐらいはできるでしょう。

比較方法

スリム国内リートの信託報酬は、Smart-i Jリートと同率に設定されました。次は僕がブログで扱っている国内リートインデックスの一覧です。信託報酬が高い順に並んでいます。

国内リートインデックス一覧

最も遅く設定された、Smart-i Jリートの設定日直後をさけて2017年9月14日から比較します。ほぼ25ヶ月です。

青のラインは仮想スリム国内リートー比較対象です。青のラインがプラス圏にあるなら、仮想スリム国内リートの方がパフォーマンスが高いです。そして青のラインの傾きは、あらゆるコストと運用の上手い下手が反映された、真のトータルコスト差を示しています。

それでは、信託報酬が高くてもFunds-i J-REITと並んでパフォーマンスが良かった、eMAXIS国内リートの超廉価版の実力をお楽しみください。ぶっちぎりです。

仮想スリム国内リート vs SMT J-REITインデックス

1%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs eMAXIS国内リート

0.6%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs Funds-i J-REIT

0.5%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs iシェアーズ国内リート

1.2%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs ニッセイJリート

1.7%程度の差が生まれています。ニッセイJリートはこの記事に登場したものの中では最も低パフォーマンスです。

仮想スリム国内リート vs たわら国内Jリート

1%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs 三井住友DC日本リート

1.4%程度の差が生まれています。

仮想スリム国内リート vs Smart-i Jリート

1%程度の差が生まれています。

Funds-i J-REITを抜いてダントツの1位に

これまで国内リートインデックスのベストバイはFunds-i J-REITだとしてきました。そして国内リートインデックスは、計算したトータルコストとリターンが著しく一致しないので商品選択が難しいとしてきました。

これがスリム国内リートの登場で変わります。スリム国内リートは、これまでの他の商品の実績から考えて、eMAXIS国内リートから信託報酬が下がった分だけ素直にリターンが改善されるはずです。その結果、シミュレーションで見たようにぶっちぎりで1位になれます。

これまでベストバイだったFunds-i J-REITより年率0.2%以上高いパフォーマンスが期待できます。僕は買いませんが、国内リートインデックスに投資したい人はスリム国内リートを選択するのが賢明です。

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