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セゾングローバルバランスの代わりに三井住友DCつみたてNISA世界分散はいかがですか

2019年11月30日

三井住友DCつみたてNISA世界分散は、主要7資産に投資するバランスファンドです。設定されてから2年が経過しました。税抜き信託報酬は0.21%とやる気を感じる設定です。

設定時にはスリムバランス(8資産均等型)があり、税抜き信託報酬0.22%で設定されたものの、三井住友DCつみたてNISA世界分散が設定される頃には0.21%に引き下げられました。その後、競合するバランスファンドに対抗するスリムバランスは何度も信託報酬を引き下げ、現在の税込み信託報酬は0.14%です。

でも組成の異なるバランスファンドを信託報酬だけで判断することはできません。かと言ってリターンが高いものが良いかと言うと、それなら株式比率が高い方が有利になるので難しいところです。よって、組成が自分の好みにあっていて、トータルコストが納得できる水準かどうかが判断のカギになるでしょう。

組成

スリムバランスは主要8資産に投資しますが、三井住友DCつみたてNISA世界分散は新興国債券に投資しません。代わりに先進国債券はヘッジなしとヘッジありの2種類に投資します。

組成

引用:目論見書

株式比率は50%です。セゾングローバルバランスの代わりになり得る組成だと思います。

トータルコスト

次は運用報告書から計算したトータルコストです。

運用報告書から計算したトータルコスト

第一期は隠れコストが高かったのですが、第二期は改善されました。

三井住友DCつみたてNISA世界分散 vs スリムバランス(8資産均等型)

三井住友DCつみたてNISA世界分散の設定日直後を避けて、2017年10月20日から2019年11月22日までの比較です。

三井住友DCつみたてNISA世界分散 vs スリムバランス(8資産均等型)

赤のラインが三井住友DCつみたてNISA世界分散、緑のラインがスリムバランスです。

いい勝負ですが、この比較期間だとスリムバランスの方がリターンが高いです。でもこれは投資対象資産のパフォーマンスに依存するのでいつもこうとは限りません。

いろいろと考えて組成した三井住友DCつみたてNISA世界分散が、考えない均等型であるスリムバランスと大差なかったという見方ができるかも知れません。

三井住友DCつみたてNISA世界分散 vs セゾングローバルバランス

セゾングローバルバランスは、人気だけ見ると圧倒的で、他の追随を許しません。純資産総額は1,954億円もあります。スリムバランスはローコストバランスファンドのトップランナーですが、純資産総額は390億円です。5倍も違います。

三井住友DCつみたてNISA世界分散 vs セゾングローバルバランス

この比較期間だと三井住友DCつみたてNISA世界分散の方がリターンが高いです。また、この推移なら、わざわざ税込み信託報酬が0.6094%もするセゾングローバルバランスでなくていいと思えます。もちろん、ずっとこの傾向が続く保証はないわけですが。

売れ行きは

次は三井住友DCつみたてNISA世界分散の設定来の総口数の推移です。純資産総額は3.52億円です。

三井住友DCつみたてNISA世界分散の設定来の総口数の推移

一定のペースで増えていますが、増加率が低いです。投資信託が人気を獲得するのがいかに難しいかが分かります。

パワハラになりますが、スリムバランスをプロットすると人気の違いを実感できます。

スリムバランスもプロット

三井住友DCつみたてNISA世界分散は右下に沈んでしまいました。

でもスリムバランスもセゾングローバルバランスには三歩下がって敬礼です。

セゾングローバルバランスもプロット

セゾングローバルバランスは高コストなのに高い人気を維持できています。信仰のような力があるかのようです。投資信託は信じて託すものなので、当然かも知れませんが。

結論

バランスファンドを指向していて、8資産均等型がしっくり来るならスリムバランスがおすすめです。セゾングローバルバランスのような伝統的な組成の方が良いけど、信託報酬が高いのが気になるという場合は、三井住友DCつみたてNISA世界分散は十分選択肢になると思います。

が、純資産総額が3.52億円しかなく、つみたてNISA適格と言えど、繰上償還のリスクを考えると10億円はクリアして欲しいところです。でも誰もがそう思って投資しないと、今のペースではあと4年ほど待たなければなりません。難しいですね。

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