インデックス投資

毎月100万円投資できるとしてもVTIより楽天全米株式の方がいいと思います

2019年12月4日

次の記事へのコメント欄で質問を頂きました。

毎月の投資額が100万円なら、楽天全米株式とVTIとどちらが良いでしょうか、というものです。ではシミュレーションしてみましょう。

毎月100万円

毎月100万円投資する場合

  • 毎月予算100万円でVTIを購入します。取引手数料の上限が20ドルなので、負担率は0.2%程度です。為替手数料は1ドルあたり4銭で、0.035%程度です。そのため、青のラインは0.25%に近いところからスタートしています。
  • 毎月、投資額に対して0.2%を超えるロスが(楽天全米株式に比べて)発生します。一方、VTIの保有は楽天全米株式の保有よりも、年率で0.2%近く有利ですが、毎月100万円投資するのでは勝ち目がありません。(元本が少ない場合は、ですが。)
  • 青のラインが階段状になっているのは、楽天全米株式は配当金に国内課税しないで再投資、VTIは国内課税してから再投資、の違いによるものです。
  • 青のラインは税引前評価額の差ですが、税引き後の評価額も楽天全米株式の方が高いです。

楽天全米株式の信託報酬は高いですか

楽天全米株式の税抜き信託報酬は0.12%、VTIの経費率は0.03%です。でも運用報告書から計算したトータルコストは税込み0.221%です。これが保有資産全体にかかります。たとえば楽天全米株式を1,000万円保有しているなら、毎年2.2万円程度を負担していることになります。そう聞くと高く思えてしまいますね。

でも、VTIを100万円程度買う都度、2,000円を超える手数料を負担します。10回買って元本を1,000万円程度にするなら約2万円の負担です。これ、高いと思いませんか。

でもそこからガチホに入って、追加投資しないなら、VTIの保有コストは経費率だけなので年0.03%と激安です。保有するだけ、一切買わないなら、保有コストの安さでは、VTIは魅力的です。(この文脈では売却コストを無視していることに注意して下さい。)

が、厄介な配当金の再投資効率、課税の繰り延べの効果まで考慮すると、VTIがどんどん不利になってきます。投資目的が資産形成なら、配当金の再投資効率をおろそかにしてはいけないと思うのです。

ここから先は、実際に毎月100万円投資できる人が判断して下さい。なお、VTIは売却して円を手にする時にも手数料がかかることを忘れないで下さいね。

-インデックス投資

Copyright© 個人事業主が節税してインデックス投資 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.