インデックス投資

スリム国内リート&スリム先進国リートの設定後1ヶ月を確認しました

10月31日に2商品がスリムシリーズに追加されました。国内リートと先進国リートです。これで、スリムシリーズのラインナップ拡充はひとまず終了とのことです。

どちらもeMAXISシリーズにある商品の廉価版です。(リート100%では)つみたてNISA適格にはできないため、つみたてんとうシリーズには設定がありません。

設定されてから1ヶ月が経過しましたが、順調な滑り出しができたでしょうか。確認しました。

スリム国内リート

eMAXIS国内リートの税抜き信託報酬は0.40%でした。スリム国内リートの税抜き信託報酬は0.17%です。これは競合商品で最安であるSmart-i Jリートと同率です。

次は僕がブログで扱っている国内リートインデックスの一覧です。信託報酬が高い順に並んでいます。

国内リートインデックス一覧

信託報酬引き下げ効果

税込み信託報酬は0.253%ポイント下がりました。次はeMAXIS国内リートとのリターン比較です。あえて設定日から比較しています。

eMAXIS国内リートとのリターン比較

青のラインはスリム国内リートーeMAXIS国内リートです。1ヶ月分の信託報酬差はわずか0.021%ポイントですが、青のラインはプラス圏内を推移しています。

次はスリム国内リートのコストを年率0.253%ポイント増量したものとの比較です。

スリム国内リートのコストを年率0.253%ポイント増量したものとの比較

青のラインはほぼフラットになりました。このことから、信託報酬引き下げの恩恵が受けられていると判断できます。

なお、11月下旬が期待通りではありませんが、時間の経過を待って再確認します。

ぶっちぎりの最安、ではありませんでした

次の記事でスリム国内リートはぶっちぎりの最安国内リートインデックスだと書きました。

本当でしょうか。次は信託報酬が高いものの、リターンが最も良かったFunds-i J-REITとのリターン比較です。

え?青のラインはスリム国内リートーFunds-i J-REITですが、11月中旬からマイナス圏に沈んでいます。

次はeMAXIS国内リートとの、2019年年初からの比較です。

eMAXIS国内リートとの、2019年年初からの比較

問題の時期にリターン差が広がっています。これはeMAXIS国内リートのマザーファンドのリターンが下振れしたからかも知れません。その場合、スリム国内リートも下振れしてしまいます。

スリム先進国リート

eMAXIS先進国リートの税抜き信託報酬は0.60%でした。スリム先進国リートの税抜き信託報酬は0.20%です。これは競合商品で最安であるSmart-i 先進国リートと同率です。

次はベンチマークが「S&P先進国リートインデックス」の主な先進国リートインデックスの一覧です。設定日の古い順に並んでいます。

主な先進国リートインデックスの一覧

信託報酬引き下げ効果

税込み信託報酬は044%ポイントも下がりました。次はeMAXIS先進国リートとのリターン比較です。あえて設定日から比較しています。

eMAXIS先進国リートとのリターン比較

1ヶ月分の信託報酬差はわずか0.0367%ポイントですが、青のラインは確かに右肩上がりです。スリム国内リートより好感が持てます。

次はスリム先進国リートのコストを年率0.44%ポイント増量したものとの比較です。

スリム先進国リートのコストを年率0.44%ポイント増量したものとの比較

青のラインはほぼフラットになりました。このことから、信託報酬引き下げの恩恵が受けられていると判断できます。

スリム先進国リート vs iFree外国リート

先進国リートも、信託報酬と実際のパフォーマンスがあわない(信託報酬が高いのにパフォーマンスが良い)商品が散見されるジャンルです。iFree外国リートは、信託報酬は最安ではありませんが、実際のリターン比較では最もパフォーマンスが良かったです。

次はそのiFree外国リートとの比較です。

スリム先進国リート vs iFree外国リート

青のラインはスリム先進国リートーiFree外国リートです。互角です。

売れ行きは

次は設定来の総口数の推移です。赤のラインがスリム国内リート、緑のラインがスリム先進国リートです。

スリム国内リートは設定直後から買われています。国内リートが好調であることも影響しているでしょうね。純資産総額は国内リートが3.09億円、先進国リートが1.65億円です。グラフの形状も悪くないし、合格と言っていいでしょう。

スリム全世界株式(オール・カントリー)の設定直後の総口数の推移もプロットしました。

スリム全世界株式(オール・カントリー)の設定直後の総口数の推移もプロット

青のラインがオール・カントリーです。スリム国内リートと変わりません。

滑り出しは順調

国内リートの最近のリターンが気になりますが、これはマザーファンドの問題だと思われます。少し不満なところもありますが、eMAXISシリーズから派生した廉価版としては、滑り出しは順調と言っていいでしょう。

果たして、スリムシリーズの他の商品のように、安定した人気を獲得できるでしょうか。多くの人は信託報酬しか見ないと言われていること、スリムシリーズのブランド力を考えると行けそうな気がしますが、やってみないと分からないのがこの世界です。

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