インデックス投資

【悲報】最近のeMAXIS国内リートはパフォーマンスが劣化しています

2019年12月6日

MSCIコクサイをベンチマークにしている、先進国株式インデックスファンドであれば、多くの商品のリターン差はきれいな直線になることが分かっています。直線にならない場合の理由については次の記事に書きました。

それと比べると、国内リートインデックスファンドのリターン差はきれいではありません。それでも、ごまかしの効かない基準価格は、あらゆるコストが反映された結果であり、重要な指標です。本来ならベンチマークからの乖離の度合いを見るべきですが、それは複数の理由から現実的でないため、怪しさは残るものの、多数決で判断しているのが実情です。

怪しい多数決

同じ指数をベンチマークにしているインデックスファンドのリターン比較をした時に、ある商品だけが他と明らかに違う動きをした場合、その商品が何か問題を起こしたと判断しています。その商品の動きが正しくて、他がみな間違っている可能性はゼロではありません。でも、リターン差のグラフを見れば、その多数決で結論を導いても大丈夫そうかは分かると思います。

この記事でも、多数決を採用しています。納得できるかどうかは皆さん次第です。

スリム国内リート

次の記事でスリム国内リートの設定後1ヶ月の状況を確認しています。

その時に、同じマザーファンドを利用しているeMAXIS国内リートの最近のリターンが劣化しているらしいことに気づきました。そこで、他の国内リートインデックスファンドと比較します。直近6ヶ月です。

Funds-i J-REIT vs eMAXIS国内リート

Funds-i J-REITはパフォーマンスが高いことが分かっています。

Funds-i J-REIT vs eMAXIS国内リート

青のラインはFunds-i J-REITーeMAXIS国内リートです。青のラインが赤い丸で囲ったところで上がっていますが、これはeMAXIS国内リートのパフォーマンスが劣化したためだと(続く比較結果から)思われます。

Funds-i J-REIT vs ニッセイJリート

ニッセイJリートはパフォーマンスが悪い(トータルコストが高い)ので、青のラインの傾きが大きいです。赤い丸で囲ったところの動きを、次のグラフと見比べて下さい。

eMAXIS国内リート vs ニッセイJリート

eMAXIS国内リート vs ニッセイJリート

eMAXIS国内リートのパフォーマンスが劣化したのだと思えます。

Funds-i J-REIT vs たわら国内リート

以下同文です。

eMAXIS国内リート vs たわら国内リート

eMAXIS国内リート vs たわら国内リート

eMAXIS国内リートのパフォーマンスが劣化したのだと思えます。

Funds-i J-REIT vs iFree J-REIT

以下同文です。

Funds-i J-REIT vs iFree J-REIT

eMAXIS国内リート vs iFree J-REIT

eMAXIS国内リートのパフォーマンスが劣化したと判断して間違いないでしょう。

Funds-i J-REIT vs iシェアーズ国内リート

iシェアーズ国内リートは、リターン差がきれいではありません。

Funds-i J-REIT vs iシェアーズ国内リート

eMAXIS国内リート vs iシェアーズ国内リート

eMAXIS国内リート vs iシェアーズ国内リート

しつこいですか?

これが現実

多数決の結果、eMAXIS国内リートは(よってスリム国内リートも)最近パフォーマンスが劣化したと判断します。0.05%ポイント程度ですが、その分、受益者は損していることになります。どうしてそうなったのか理由を教えて欲しいと思いますよね。

でも残念ながら、公に話題にされることはないでしょう。これが現実です。

eMAXIS先進国リートは最近下方乖離を起こしました。

三菱UFJ国際投信は、インデックスファンドの安定した運用で定評がありますが、資産クラスによっては乖離やパフォーマンスの劣化を起こすことがある、ということです。運用会社に関わらず、あまり肩入れし過ぎない方が良い、ということですね。

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