インデックス投資

楽天米国高配当株式とiFree NEXT NASDAQ100ではどちらが有利ですか?

2019年12月7日

読者の方から質問を頂きました。高配当の楽天VYMと、配当が少ないiFree NEXT NASDAQ100ではどちらが有利ですか?というものです。

楽天米国高配当株式

VYM(バンガード社のETF)を買うだけのインデックスファンドです。次はVYMの配当金利率の推移です。(米国での10%課税後です。)

VYMの配当金利率の推移

配当金は年4回もらえるので、年率換算すると2.8%程度でしょうか。

iFree NEXT NASDAQ100

QQQ(インベスコ社のETF)を買うだけのインデックスファンドです。次はQQQの配当金利率の推移です。(米国での10%課税後です。)

QQQの配当金利率の推移

年率換算するとせいぜい1%程度でしょうか。確かに少ないです。

楽天米国高配当株式 vs iFree NEXT NASDAQ100

iFree NEXT NASDAQ100の設定直後を避けた2018年9月18日からの比較です。

楽天米国高配当株式 vs iFree NEXT NASDAQ100

赤のラインがiFree NEXT NASDAQ100、緑のラインが楽天米国高配当株式です。この比較期間だとiFree NEXT NASDAQ100の方がパフォーマンスが高いですが、リスクも高いです。

次は月次換算したリスクの推移です。

月次換算したリスクの推移

VYMトータルリターン

次はVYMトータルリターンと楽天米国高配当株式のリターン比較です。

VYMトータルリターンと楽天米国高配当株式のリターン比較

青のラインは楽天米国高配当株式の運用コストを示しています。次はVYMトータルリターンのコストを年率0.37%ポイント増量したものとの比較です。

VYMトータルリターンのコストを年率0.37%ポイント増量したものとの比較

青のラインはほぼフラットになりました。そこで、コストを増量したVYMトータルリターンを、仮想楽天米国高配当株式とします。

QQQトータルリターン

次はQQQトータルリターンとiFree NEXT NASDAQ100のリターン比較です。

QQQトータルリターンとiFree NEXT NASDAQ100のリターン比較で

青のラインはiFree NEXT NASDAQ100の運用コストを示しています。次はQQQトータルリターンのコストを年率0.57%ポイント増量したものとの比較です。

QQQトータルリターンのコストを年率0.57%ポイント増量したものとの比較

青のラインはほぼフラットになりました。そこで、コストを増量したQQQトータルリターンを、仮想iFree NEXT NASDAQ100とします。

2015年から比較

もしも楽天米国高配当株式とiFree NEXT NASDAQ100が2015年より前に設定されていたら、という仮の比較です。

2015年から比較

iFree NEXT NASDAQ100の圧勝です。

2012年から比較

2012年から比較

iFree NEXT NASDAQ100の圧勝です。

2007年から比較

2007年から比較

リーマンショック前からの比較でもiFree NEXT NASDAQ100の圧勝です。

結論:これまではiFree NEXT NASDAQ100の圧勝でした

未来は過去と同じではありませんが、これまでの実績では、iFree NEXT NASDAQ100の圧勝でした。確かに楽天米国高配当株式は高い配当金を再投資しますが、キャピタルゲインがiFree NEXT NASDAQ100に大きく劣るため、トータルリターンでは歯が立ちません。

売れ行きは

どちらも苦戦しています。楽天米国高配当株式の純資産総額は19.7億円、iFree NEXT NASDAQ100は11.5億円です。

次は設定来の総口数の推移です。どちらも似たような、頭打ちになるパターンです。

特に楽天米国高配当株式は厳しい気がします。僕はiFree NEXT NASDAQ100はもっと人気が出てもいいかな、と思っています。

次の記事でiFree NEXT NASDAQ100とS&P500の比較を行っています。

結果は意外なものでした。iFree NEXT NASDAQ100は、受益者のニッチなニーズに手頃なコストで応えている、良い商品だと思っています。僕は買いませんけどね。

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