米国株式

NYダウ指数連動ファンドならiFree NYダウがおすすめです

2020年2月15日

NYダウ指数(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)は30銘柄で構成されます。S&P500種指数は約500銘柄です。どちらも、米国株式に関心が強い人は毎朝その変化が気になる指数です。

この2つの指数、日本のインデックスファンドの世界では立場がちょっと違います。意外かも知れませんが、NYダウ指数はつみたてNISAの指定インデックスではありません。S&P500種指数はもちろん指定インデックスです。そのため、NYダウ指数連動インデックスファンドでつみたてNISA適格なのは、eMAXIS NYダウだけです。eMAXIS NYダウは、指定インデックス以外の投資信託の、とても厳しい条件をクリアしています。

また、NYダウ指数連動ファンドは(米国株式が人気であることを考えると)不人気です。

それは置いといて、NYダウ指数に投資するならiFree NYダウがダントツでおすすめです。ただし、つみたてNISAで買いたいなら高コストなeMAXIS NYダウしか選択肢がありません。

信託報酬が高いグループを除外

次の親戚関係にありそうな3商品は税込み信託報酬が0.74%を超えているので選択肢から除外します。

  • SMTAMダウ・ジョーンズインデックス
  • SMTAM NYダウインデックスオープン
  • 三井住友・NYダウ・ジョーンズ・インデックス

選択肢とした商品のトータルコスト

この記事で選択肢とした商品のトータルコスト一覧です。設定日の古い順に並んでいます。

この記事で選択肢とした商品のトータルコスト一覧表

  • eMAXIS NYダウは古い商品で、信託報酬は時代なり、隠れコストは普通です。
  • iFree NYダウは信託報酬が安く、隠れコストも優秀です。
  • たわらNYダウは、信託報酬はiFree NYダウと同じですが、隠れコストが高いことが知られており、残念な商品です。
  • One NYダウはたわらNYダウの姉妹品で、2019年に設定されたにも関わらず、税込み信託報酬は0.66%と非常に残念な商品です。アセットマネジメントOneが、みずほ銀行向けに設定した商品です。情弱をいいカモにする意図が見え見えです。

次の記事で、受益者をカモにしようとする金融機関と、カモにされてしまう情弱の悲しい現実を嘆きました。

iFree NYダウとeMAXIS NYダウのリターン比較

次はiFree NYダウの設定日直後を避けた、2016年10月3日から2020年2月7日までの、eMAXIS NYダウとのリターン比較です。

iFree NYダウとeMAXIS NYダウのリターン比較グラフ

次はiFree NYダウの運用コストを年率0.42%ポイント増量したものとの比較です。

iFree NYダウの運用コストを年率0.42%ポイント増量したものとの比較グラフ

青のラインがフラットになる値を目分量で探しました。その後、トータルコスト差を見たら0.4294%ポイントだったので、あまりに出来すぎだと驚きました。

iFree NYダウとたわらNYダウのリターン比較

次はたわらNYダウの設定日直後を避けた、2017年4月3日から2020年2月7日までの、iFree NYダウとのリターン比較です。

iFree NYダウとたわらNYダウのリターン比較グラフ

たわらNYダウは三期分の運用報告書が公開されていますが、徐々に隠れコストが改善されています。次は第三期以降で比較したものです。

iFree NYダウとたわらNYダウのリターン比較グラフ、第三期以降

おおむねトータルコスト差が反映されていると言えます。

iFree NYダウとOne NYダウのリターン比較

次はOne NYダウの設定日直後を避けた、2019年6月20日から2020年2月7日までの、iFree NYダウとのリターン比較です。

iFree NYダウとOne NYダウのリターン比較グラフ

次はiFree NYダウの運用コストを年率0.48%ポイント増量したものとの比較です。

One NYダウの運用コストを年率0.48%ポイント増量したものとの比較グラフ

青のラインはほぼフラットになりました。運用報告書から計算したトータルコスト差は0.54%ポイントでした。One NYダウは論外ですね。

スリムシリーズでは設定されません

スリムシリーズは国内リートと先進国リートの追加を最後に、とりあえず「出揃った」としています。つまり、現状では、スリムNYダウは設定される見込みはありません。

NYダウ指数はつみたてNISAの指定インデックスではないし、S&P500種指数に比べて不人気なため、今から設定する気になれないのが実情でしょう。

iFree NYダウはつみたてNISA適格になれるはず

iFree NYダウはあと1年半ほどすると、指定インデックス以外の投資信託として、つみたてNISA適格になれます。大和証券投資信託委託株式会社が適格申請すれば、ですけども。

そのための厳しい要件はこれです。

  • 設定後5年経過していること。あと1年半ほどかかります。
  • 純資産総額が50億円以上あること。現在152億円あるので大丈夫でしょう。
  • これまで資金流入超の期間が2/3以上あること。現在の人気を維持できれば大丈夫でしょう。

この厳しい要件が、ウブな受益者を、あの手この手でカモにしようとする金融機関から守っているわけなので、厳しすぎると文句を言うことはできません。iFree NYダウには是非頑張って、つみたてNISA適格商品になって欲しいものです。相対的に不人気ではあっても、米国株式の代表的な指数だし、投資している受益者も一定数いるわけですから。

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