インデックス投資

【ツミレバ】もしiFreeレバレッジシリーズを積み立てていたら

大和アセットマネジメントはiFreeレバレッジシリーズの拡充に力を入れています。営業面でも「ツミレバ」というキャッチコピーを使ったプロモーションを展開中です。

現在、iFreeレバレッジNASDAQ100が人気を集めており、iFree NEXT NASDAQ100の3倍程度の純資産価額となっています。パフォーマンスが圧倒的ですからね。

この記事では、ある時期から「ツミレバ」を続けていたら現在どうなっているかのシミュレーションを、フェアに、インチキなしで行います。毎月初に更新しています。

更新情報

参照しているデータを最新版に更新しています。

シミュレーション方法

  • 比較対象の2商品(レバレッジのかかっていないものと、かかっているもの)について、ある時期から毎月初に3万円積み立てた場合の、リターンを比較します。
  • どちらも特定口座(源泉徴収あり)で積み立てるものとします。
  • 購入時手数料がかからない、ネット証券を利用するものとします。(iFreeレバレッジシリーズはノーロードではありません。)
  • 基準価額がどうなろうと、毎月初の積み立てを継続します。スポット購入はしません。

次の商品を、iFreeレバレッジシリーズにとって不利な条件にならないようコロナショックによる株価暴落の底を過ぎた、2020年4月から積み立てます。

  • iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500
  • iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100

2020年8月に設定されたiFreeレバレッジFANG+については、2020年9月から積み立てます。

  • iFree NEXT FANG+とiFreeレバレッジFANG+

次は2020年1年間の、iFree S&P500とiFree NEXT NASDAQ100とiFree NEXT FANG+の基準価額の推移です。縦軸は対数です。

2020年1年間の、iFree S&P500とiFree NEXT NASDAQ100とiFree NEXT FANG+の基準価額の推移グラフ

赤のラインがiFree S&P500、緑のラインがiFree NEXT NASDAQ100、青のラインのiFree NEXT FANG+です。どれもコロナショックによる株価暴落からの回復が顕著ですが、この比較期間だとiFree NEXT FANG+の圧勝です。

iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500

商品の評価記事はこちらになります。

リターン比較

次は2020年4月から2021年9月30日までのリターン比較です。

iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500のリターン比較グラフ

赤のラインがiFreeレバレッジS&P500です。青のラインはリターン差で、iFreeレバレッジS&P500ーiFree S&P500です。iFreeレバレッジS&P500のパフォーマンスは素晴らしいですね。

積み立てシミュレーション

次は積み立てシミュレーション結果です。灰色のラインは元本です。

iFree S&P500とiFreeレバレッジS&P500の積み立てシミュレーション結果のグラフ

税引き前利益率は、iFreeレバレッジS&P500の圧勝です。

  • iFreeレバレッジS&P500:52.0%
  • iFree S&P500:29.1%

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100

商品の評価記事はこちらになります。

リターン比較

次は2020年4月から2021年9月30日までのリターン比較です。

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100のリターン比較グラフ

赤のラインがiFreeレバレッジNASDAQ100です。青のラインはiFreeレバレッジNASDAQ100ーiFree NEXT NASDAQ100です。

iFreeレバレッジNASDAQ100のパフォーマンスは期待通りの素晴らしいものですが、青のラインの形状からはレバレッジ型ファンドの弱点も伺えます。推移がヨコヨコになっているところです。

積み立てシミュレーション

次は積み立てシミュレーション結果です。灰色のラインは元本です。

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100の積み立てシミュレーションの結果グラフ

税引き前利益率は、iFreeレバレッジNASDAQ100の圧勝です。

  • iFreeレバレッジNASDAQ100:54.6%
  • iFree NEXT NASDAQ100:30.7%

iFree NEXT FANG+とiFreeレバレッジFANG+

商品の評価記事はこちらになります。

リターン比較

次は2020年9月から2021年9月30日までのリターン比較です。

iFree NEXT FANG+とiFreeレバレッジFANG+のリターン比較グラフ

赤のラインがiFreeレバレッジFANG+です。青のラインはiFreeレバレッジFANG+ーiFree NEXT FANG+です。

青のラインの推移はレバレッジ型ファンドの弱点を示しています。iFreeレバレッジNASDAQ100などでもそうですが、基準価額の下落に弱いです。上昇相場で積み上げたものを下落相場でより多く吐き出す感じです。

次は同じ比較期間における、iFreeレバレッジNASDAQ100とiFree NEXT NASDAQ100のリターン比較です。

iFree NEXT NASDAQ100とiFreeレバレッジNASDAQ100のリターン比較グラフ、その2

比較開始が5ヶ月違うだけなのですが、ずいぶん印象が変わりますね。

積み立てシミュレーション

次は積み立てシミュレーション結果です。灰色のラインは元本です。

iFree NEXT FANG+とiFreeレバレッジFANG+の積み立てシミュレーション結果のグラフ

負っているリスクの高さを考慮すると、iFreeレバレッジFANG+の圧勝ではないです。

  • iFreeレバレッジFANG+:14.1%
  • iFree NEXT FANG+:13.7%

現在は利益率に期待通りの差がありません。

感想

コロナショックによる株価暴落の底から、米国株式は驚異的に回復し、さらに異様とも思える伸びを見せ続けていました。まるで弱気相場なんて来ないかのような状況でした。が、最近ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね。

(直近の動向を除くと)S&P500種指数もNASDAQ100指数もNYSE FANG+指数も(変動しながらも)上昇し続けているため、iFreeレバレッジシリーズは期待通りの高いパフォーマンスを発揮できています。(iFreeレバレッジFANG+についてはそうでもないかな。)積み立てシミュレーションはそれを素直に反映したものとなっています。

直近の動向を踏まえると、iFreeレバレッジFANG+は残念な状態です。iFreeレバレッジS&P500とiFreeレバレッジNASDAQ100まだまだ大丈夫、という感じでしょうか。

ツミレバしたくなりましたか?僕にはリスクが高すぎるのでやりませんが、リスク許容度の範囲内で、株価が暴落しても泣かない金額を投じるのは楽しそうですね。

おすすめの関連記事

-インデックス投資

© 2021 河童のインデックス投資 Powered by STINGER