バランスファンド

ダイワ・ライフ・バランスの運用コストと評価

ダイワ・ライフ・バランスは典型的な4資産バランスファンドです。投資比率が異なる3タイプが用意されています。信託報酬は最安水準ではありませんが、十分にローコストです。

ダイワ・ライフ・バランス

2005年6月6日に設定されました。確定拠出年金専用でしたが、つみたてNISA制度開始に合わせて2017年10月2日から一般販売されています。2014年頃には現在の信託報酬になっていたようですが、それ以前のことは分かりませんでした。

税抜き信託報酬一覧表

30、50、70は株式比率を表しています。3タイプとも、つみたてNISA適格です。

組成内容

次の伝統的な4資産に投資します。

  • 国内株式、先進国株式
  • 国内債券、先進国債券

各資産クラスが連動する指数は、ニッセイバランス(4資産均等型)、つみたて4資産均等バランスと同じです。

3タイプで異なるのは各資産への投資比率と信託報酬だけです。株式と債券の比率で見ると狙いが分かります。(出典:目論見書1目論見書2目論見書3

株式と債券の比率のグラフ

分かりやすいですね。どのタイプを選ぶかは、期待リターンとリスク許容度で決めればいいでしょう。

次は4資産への配分比率をグラフにしたものです。

4資産への配分比率グラフ

国内資産の比率が高めです。特に債券はそうですね。よりリスクを抑える方針で組成されているようです。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。

運用報告書から計算したトータルコスト表

運用報告書にある数値を信じればですが、隠れコストは期待通りの低水準です。

3タイプのリターン比較

次は設定直後を避けた、2005年6月20日から2020年7月22日までの、3タイプのリターン比較です。

3タイプのリターン比較グラフ

赤のラインが70、緑のラインが50、青のラインが30です。まさに教科書的な値動きをしています。期待リターンは低めでもいいから、値動きは小さい方が良いという人は30を、値動きは大きくてもいいから期待リターンが高いのが良いという人は70を検討するといいでしょう。

実際には自分のリスク許容度は事前には分からないものなので、とりあえず試してみて1、2年後に変更するのでもいいです。その際、バランスファンドから株式100%インデックスファンドに変更するのもありです。

DCニッセイワールドセレクトとのリターン比較

ダイワ・ライフ・バランスによく似た組成の、DCニッセイワールドセレクトとリターン比較しました。DCニッセイワールドセレクトが運用をファミリーファンド方式に変更した直後を避けた、2014年4月1日から2020年7月22日までです。

青のラインはダイワ・ライフ・バランスーDCニッセイワールドセレクトです。グラフのスケールは同じです。

ダイワ・ライフ・バランス70とDCニッセイワールドセレクト(株式重視型)の比較

どちらも株式比率70%です。

ダイワ・ライフ・バランス70とDCニッセイワールドセレクト(株式重視型)の比較グラフ

ほとんど変わりません。組成内容は微妙に違うのですが、結果には表れないですね。

ダイワ・ライフ・バランス50とDCニッセイワールドセレクト(標準型)の比較

どちらも株式比率50%です。

ダイワ・ライフ・バランス50とDCニッセイワールドセレクト(標準型)の比較グラフ

見事なぐらい差がありません。債券比率は結構違うんですけどね。株式の値動きが支配的ということでしょう。

ダイワ・ライフ・バランス30とDCニッセイワールドセレクト(債券重視型)の比較

どちらも株式比率30%です。

これも、見事なぐらい差がありません。

まあまあ売れています

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。一般販売される前から人気の獲得に成功していたようです。でも、激戦区であるバランスファンドのジャンルで生き残れるかどうかは分かりません。

設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

一番人気は30です。突然40億円程度の資金流入がありましたが、そういうのは企業型確定拠出年金向け商品で散見されます。どのタイプも一定の資金流入が続いています。

純資産総額一覧表

シリーズ全体で362億円です。DCニッセイワールドセレクトが一般販売後に資金流入を増やしたのに対し、ダイワ・ライフ・バランスは変化が見られません。もしかすると、ダイワ・ライフ・バランスは企業型確定拠出年金に依存しているのかも知れないです。

結論:4資産バランスファンドの良い選択肢になり得ます

伝統的な4資産に投資するバランスファンドが好みなら、ダイワ・ライフ・バランスは良い選択肢になり得ます。組成が似ているDCニッセイワールドセレクトとどちらが良いかは人によって分かれそうです。

  • 信託報酬はDCニッセイワールドセレクトの方が安い。また、ニッセイアセットマネジメントは信託報酬引き下げに積極的。
  • DCニッセイワールドセレクトの5%は利を産まない短期金融資産なのが気になるかも。
  • DCニッセイワールドセレクトの方が売れている。

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