国内株式

日経平均株価指数のパフォーマンスと評価

日経平均株価指数は、TOPIX(東証株価指数)に並ぶ国内株式の代表的な株価指数です。日経平均連動ファンドはたくさん組成されていますが、バランスファンドの国内株式部分はたいていTOPIXです。それはTOPIXの方が銘柄数が多い(2,100以上)ためだと思われます。

TOPIX同様、日経平均のパフォーマンスを35年前から振り返るときっとがっかりすると思います。でもインデックス投資が報われるかどうかは、自分の投資可能期間にどれだけ基準価額が上昇できるかにかかっています。

日経平均株価指数とは

東証第一部上場銘柄のうち取引が活発で流動性の高い225銘柄の株価の単純平均です。銘柄は日本経済新聞社が選定します。値がさ株と呼ばれる、株価の高い銘柄の影響を受けやすいと言われています。

もうひとつの代表的指数であるTOPIXは、東証1部に上場された全銘柄の時価総額を元に算出されます。バランスファンドなどで国内株式に投資する場合、どちらを指数に採用しますかと言ったら断然TOPIXになりますよね。

日経平均の1980年からの推移

日経平均は1989年末に史上最高値となる38,915円を記録しましたが、その後長期間低迷しています。次は1980年から現在までの日経平均株価指数の推移です。

引用:世界経済のネタ帳

でも、過去の最高値に遠く及ばないからと言って、日経平均に投資して利益を得られないわけではありません。問題は自分の投資可能期間で株価上昇が期待できるかどうかです。でも未来を正確に予見するのは不可能です。

そこで、過去のリターン実績から日経平均の実力がどうだったかを学びます。

MSCIコクサイと日経平均のパフォーマンス比較

MSCIコクサイは先進国株式を代表する指数です。日本は含まれていませんので、日経平均との比較だと、国内株式と日本を除く先進国株式の比較になります。

次は日興インデックスファンド海外株式とMUKAMインデックスファンド225の、2002年年初からの比較です。

日興インデックスファンド海外株式とMUKAMインデックスファンド225の、2002年年初からのリターン比較グラフ

青のラインはリターン差で、MSCIコクサイー日経平均です。この比較期間だと日経平均の方が高パフォーマンスです。(この場合、配当再投資後の指数を比較しているわけではないことに注意が必要です。)

次はeMAXIS先進国株式とeMAXIS日経225の、2010年年初からの比較です。

eMAXIS先進国株式とeMAXIS日経225の、2010年年初からの比較グラフ

2010年以降だと、MSCIコクサイの方が高パフォーマンスです。

TOPIXと日経平均のパフォーマンス比較

次はeMAXIS日経225とeMAXIS TOPIXの、2010年年初からの比較です。

eMAXIS日経225とeMAXIS TOPIXの、2010年年初からの比較グラフ

青のラインは日経平均ーTOPIXです。2017年までは互角でしたが、2018年以降は日経平均の方が高パフォーマンスです。

評価

長期投資を前提として国内株式に投資する場合、日経平均連動ファンドが良いか、TOPIX連動ファンドが良いかという観点なら、TOPIXが良いと思います。どちらも短期売買のおもちゃにされていますが、まだTOPIXの方が向いていると思うのです。

これまでいろんなバランスファンドの組成内容を見てきましたが、多くの場合、国内株式部分はTOPIXです。日経平均を採用している商品は見たことがないです。でもそれは、これから国内株式に投資するのに、TOPIXの方が日経平均より高いリターンが見込めるということではありません。

日経平均が好きな人は、低コストで純資産総額が多い商品を選択して投資すれば良いと思います。

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