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重複記事のSEOにcanonicalタグを使っていますか?

ブログの重複コンテンツ、気にしていますか?巷で噂されていることに反し、Googleのジョン・ミューラー氏は、重複コンテンツがあってもペナルティが課せられることはないと明言しています。でも重複コンテンツがあると記事の評価が分散するため狙った記事の評価が上がりにくいと言われます。

ブログをある程度長く継続していると、重複コンテンツができるのは避けられないでしょう。その場合に取れる対策はいくつかありますが、この記事で取り上げるのはcanonicalタグです。

canonicalタグ

canonicalタグはURLの正規化に使われます。何のことか分からないって方にはこちらの公式記事がおすすめです。ブログで記事が増えた結果似たようなコンテンツのものが複数でき、それらがいわゆる重複コンテンツに該当する場合、canonicalタグで「正規のコンテンツはこれだよ」と検索エンジンに教えるのです。

たとえば似たような内容について、月数をおいて書かれた記事が4本あったとします。同じ記事を更新し続けるのもひとつの方法ですが、それが適さなくて記事が増えるというケースは普通にあります。でも検索エンジンで評価して欲しいのは最新記事で、古い記事3本は存在するしインデックスされているし最新記事からリンクで辿れるけども、評価するのは最新記事にして欲しい、としたいです。これを、canonicalタグが可能にします。

古い記事3本はそれぞれ、最新記事にcanonicalします。canonicalタグで最新記事のURLを指定するのです。すると古い記事3本は普通に閲覧可能ですが、検索エンジンには本物は最新記事だと教えることができます。

なお、該当する記事を古い順にA、B、C、Dとした時、

  • AからBへcanonical
  • BからCへcanonical
  • CからDへcanonical

としない方がいいです。canonical先がcanonicalする、canonicalチェインは避けるべきとされています。

このサイトでの実施例

ここまでは前振りで、ここからが本題です。次はこのサイトでcanonicalタグを多用している記事群の内部リンクを可視化したものです。

このサイトでcanonicalタグを多用している記事群の内部リンクを可視化したもの

次の(現時点での)最新記事を中心に可視化しています。

運用成績は毎月初に公開しているのですが、過去の記事も記録として残し、参照できるようにしています。でも検索エンジンにはいつも最新記事が本物(正規の記事)だと教えているのです。

次は中心部を拡大したものです。

 内部リンクの中心部を拡大したもの

中心にある最新記事へ、周辺の過去記事から終端が丸のラインが引かれています。これが過去記事から最新記事へのcanonicalを示しています。

また次に示すように、最新記事は前月の記事へのリンクをしています。

過去記事へのリンクの様子

各記事は前月の記事へのリンクを持っています。次の動画はその状態を確認している様子です。

完璧です。この構造だと毎月初に新記事を追加した際に必要な作業は次の3つだけです。

  • 前月の記事のURLを最新記事のもの(固定)からその年月を示すものに変更する。
  • 最新記事のURLで最新記事を追加する。前月の記事へのリンクを設ける。
  • (ついさっきまで最新記事だった)前月の記事から最新記事にcanonicalする。

僕の環境ではWordPressで次のようにしてcanonical指定しています。

WordPressでのcanonical指定の様子

なお、ページを表すノードがやたらきれいに並んでいますが、公開日順に並べたわけではありません。リンク構造が単純なので自動整列結果が期待通りになっただけです。

canonicalタグは効いているか

次は「河童のインデックス 運用成績」でGoogle検索した結果です。

「河童のインデックス 運用成績」でGoogle検索した結果

最新記事とちょっと古い記事が表示されていますが、効いていますね。なお、期待通りに効かなくて「検索エンジンおかしくね」と思うこともあります。

内部リンクの可視化に使ったツール

この記事のタイトルは、重複コンテンツとcanonicalをテーマにしているように見えますが、実は内部リンクを可視化するツールへの誘導を目的としています。SEOを諦めてしまった人には響かないと思いますが、そうでない人にこのツールの有用性が伝わればいいなと思っています。

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