長らく使ってきたサイト名「個人事業主が節税してインデックス投資」を「河童のインデックス投資」に変更しました。どうしてそんな暴挙に出たのかお話します。
変更したくなった理由
ある程度考えて付けたサイト名でしたが、覚えにくいなあという思いはずっとありました。いつからか、どうしてもっと短くて覚えやすいサイト名にしなかったのか、と思うようになったのです。
実際、このサイトへの流入キーワードに「個人事業主 インデックス」に並んで「河童 投資」があります。個人事業主ネタよりインデックス投資ネタの方が圧倒的に多いこともあり、思い切って「河童のインデックス投資」に変えたい気持ちが大きくなっていたのです。
また、このブログで「河童」を推したい、「河童のブログ」で覚えて欲しいと考えました。
検索結果に出てくるサイト名の先頭
気に入らないことのひとつが、検索結果の記事タイトルに続いて出てるサイト名の先頭です。たとえばこんな感じです。
この場合「個人事業」で切れていますが、印象悪いなと。ウケるかどうかは別にしても、「河童」から始まるようにしたいと強く思うようになったのです。
途中で変更してSEO的に大丈夫なの?
このサイト(ブログ)を開設したのは2017年10月なので、もう3年経過しています。サイトの評価はともかく、訪問してくれる読者の方もGoogleも、一定の「認識」ができ上がっているでしょう。それを途中で(いまさら)変更して、SEO的に大丈夫なのでしょうか?つまり、検索順位を落とされないか、ということです。
Google検索したところ、これには諸説あることが分かりました。ドメイン名まで変更すると、どんなに適切に行ってもある程度検索順位が下がるものだと言うのは確かなようですが、サイト名だけ変更した場合の影響ははっきりしません。実際に変更したら検索順位が下がったという記事もありましたが、時代にもよると思います。Googleの検索アルゴリズムは絶えず変化しているからです。現在は、サイト名を変更しても影響ないと断言している記事もありました。
どっちが正しいかは試してみないと分かりません。が、変更するなら今しかないと思ったのです。
今は検索順位が悲惨な状態
2020年5月のコアアップデートにより、検索順位が大きく落ちたブログが多いことは良く知られています。Googleは個人ブログを殺しにかかっていると言われたものです。ところがこのブログは、一足早く2020年1月のコアアップデートで、検索順位を大きく落としました。
その後、後から思えば的外れな対策を続けた結果、5月のコアアップデートでダメ押しを喰らいました。
考え方を根本的に改めて、真面目にサイトの改善に取り組み始めたのはそれからです。GRCの計測結果はじりじりとは改善されていますが(つまりめっちゃ遅い)、PVはわずかしか増えていません。計測、ベンチマークには力を入れているのですが、足にでかい重りが付いているような感覚です。
逆に言えば、どうせ今は検索順位が低いので、たとえサイト名変更で下がったところで大して痛くない、と考えることもできます。(いや、やっぱり痛いです。)
やるなら次のコアアップデート前にやりたかった
いつ来てもおかしくない次のコアアップデートですが、Googleは最近インデックスがらみの問題を何度も起こしていること、大統領選挙があることから、次のコアアップデートは来年1月じゃないかという予想すらあります。それは極端かも知れませんが、11月はない気がしています。
で、サイト名を変えるなら次のコアアップデート前にしたいと思いました。それで、やるなら今しかないだろうと。
結果は測定可能
検索順位はGRCでしっかり計測しているので、変化があれば分かります。下がったら、マジで泣きます。でも検索順位を上げるのに相当時間(日数、いや月数)がかかるのは覚悟してこの半年作業してきたので、じゃない、この半年作業した結果、相当時間がかかることを覚悟させられたので、下がっても受け入れます。
あと、今の僕にはコスト負担が大きいahrefsも活用しています。
なお、このブログは無数の画像(グラフ、表)を使っており、それらの右下にご丁寧にサイト名を埋め込んでいます。既存の画像のものは変更できないのでそのままにしますが、まあ気にする人はいないでしょう。
結果発表
サイト名を変更してから2週間経過しました。検索順位への悪影響は認められませんでした。急に上がったということもありませんでした。よって、変更して正解でした。