インデックス投資

【2021年版】人気投資信託積み立てパフォーマンスランキング

2021年の株式市場はバブリーな強気相場が続き、こんなに簡単に利益を得ることができるものかと勘違いしてしまう人が続出しそうな1年でした。が、実際には資産クラスや投資対象、組成内容によってパフォーマンスに大きな差が生じました。もちろん2021年のパフォーマンスの良し悪しが今後も続く保証はないので、あくまで特定の1年間はこうだったというだけのことです。

つみたてNISA適格商品の積み立てパフォーマンスのランキングは次の記事にあります。

この記事ではつみたてNISA適格商品以外も対象にし、人気の、あるいは気になる商品の積み立てパフォーマンスをランキング形式にしました。インデックスファンドについては、同じ指数に連動する商品は代表的なもの1本を僕の好みで選んであります。

 

シミュレーション方法

  • このブログで取り上げたことのある投資信託で、2021年1月4日より前に設定されていたものを対象にしています。
  • みなさんの関心が極度に薄いと思われるものは除外しています。
  • ある指数に連動する商品は代表的なものをひとつ選んでいます。
  • 毎月初に同じ額を積立投資する、それを12ヶ月継続します。
  • 2021年12月末の評価額の利益率順に並べます。
  • 順位はあくまでこの記事中のもので、相対的な意味しかありません。

1位から20位まで

表が長いので分割しています。まず20位までです。僕の好みで注目して欲しい商品を黄色に塗っています。

1位から20位までの表

  • 1位は話題の元祖レバナスでした。
  • 2位は伏兵のNZAMレバレッジ米国株式2倍ブルでした。
  • 3位はiFreeレバレッジS&P500でした。利益率は元祖レバナスにわずかに劣る程度でした。
  • 4位はNYダウ・トリプル・レバレッジでした。レバレッジ3倍なのにS&P500の2倍レバレッジに負けました。
  • 5位はNZAMベータ米国REIT、6位はSMT米国REITと米国のREITは絶好調でした。
  • 8位がスリム先進国リートだと知って驚く人は少なくないでしょう。僕もびっくりしました。
  • iFree NEXT NASDAQ100は9位、スリム米国株式(S&P500)は10位で、利益率の差はわずかでした。NASDAQ100指数がもてはやされた印象と実際のパフォーマンスが一致しませんでした
  • 12位の楽天全米株式、13位のスリム先進国株式を見ると、MSCIコクサイも頑張ったなと思います。
  • iFree NYダウは17位と、主要米国株式指数にしては振るわなかった印象です。
  • 18位はスリム全世界株式(除く日本)、19位はスリム全世界株式(オール・カントリー)でした。スリム米国株式(S&P500)とは差が開いた印象ですが、受益者は納得していることでしょう。

21位から40位まで

21位から40位までの表

  • 楽天全世界株式の方が楽天米国レバレッジバランスより利益率が高かったです。
  • 27位のひふみワールドは、オール・カントリーにも楽天全世界株式にも負けました。
  • 34位のグローバル3倍3分法ファンドはもう過去の商品ですかね。もっとシンプルな組成のバランスファンドで十分な気がします。
  • 37位のセゾングローバルバランスは、さすがキング・オブ・バランスファンドです。

41位から60位まで

  • 41位のスリムバランス(8資産均等型)に負けた株式100%インデックスがごろごろあるのが現実です。
  • 48位のeMAXIS Neo宇宙開発、50位のeMAXIS Neoウェアラブルを見ると、一足早くバブルが終わった感がありますね。
  • 楽天新興国株式は55位、スリム新興国株式は60位と新興国株式に直接投資している人には我慢の1年になりました。
  • 57位のひふみプラスはアクティブファンドの難しさを象徴する1年でした。

61位以降

利益率はみなマイナスでした。

61位以降の表

  • eMAXIS Neoシリーズ4商品が並んでいます。
  • 64位のiFreeActiveチャイナXは中国リスクの高さを教えてくれます。
  • 68位のSBI米国株 (NYSE FANG+) トリプル・ベアは、2021年の強気相場では当然の結果ですね。
  • 最下位のiFreeActiveエドテックは中国への投資比率が50%近くあったことが裏目に出た気がします。中国は突然ルールを変更して既存産業を終了させますからね。怖いです。

まとめ

次はお約束のグラフです。

利益率の分布のグラフ

高いリスクに見合う高いパフォーマンスが得られた商品もあれば、リスクもリターンも中庸で期待通りの商品も、負担している運用コストに見合うだけの結果が得られなかった商品もあるでしょう。リスク商品ですから、そもそもリターンは期待値であって約束されたものではありません。

テーマ型ファンドは不調でしたね。一時、高パフォーマンスに魅せられて急激に資金が流入しましたが、そのバブルはもう終わってしまった印象です。

インデックスファンドの場合、資産クラスによってパフォーマンスが高い低いの傾向があります。2021年の傾向が今後も続くわけではありませんが、自分が投資していない資産クラスの成績がどうだったかに関心を持つのも悪くないと思います。

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