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【債券研究】NEXT FUNDS(2554)は落選

自身の寿命に限りがあるインデックス投資家のみなさん、インデックス投資の出口戦略を考えていますか?

僕は、インデックス投資に出口戦略が必要だと言ってはばからない、少数派です。僕が出口戦略に採用するのは債券ですが、現在の最有力候補は、iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)です。これに似たニーズを満たす商品として2019年6月に設定された、NEXT FUNDS(2554)に期待していたのですが、今回の株価暴落により残念ながら落選となりました。全くダメではないのですが、iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)にはかないません。もちろん、それは我が家にとってであって、誰にも適用できる結論ではありません。

NEXT FUNDS(2554)

NEXT FUNDS米国投資適格社債(1-10年) ETF(ヘッジあり)は、「ブルームバーグ・バークレイズ米国社債(1-10年)インデックス」をベンチマークにしている国内籍ETFです。投資適格社債を投資対象にしており、ジャンク債に投資するハイ・イールド系ではありません。

税込み信託報酬は0.297%です。同じ指数をベンチマークにしているインデックスファンドとしてSSGA USボンドオープン(ヘッジあり)があります。税込み信託報酬は0.704%です。高いです。また、解約時信託財産留保額が0.3%かかります。目論見書には購入時手数料の記載がありますが、楽天証券ならノーロード(購入時手数料なし)です。このSSGA USボンドオープン(ヘッジあり)は高コスト、馬鹿らしい毎月分配型、不人気なので落選としました。

次はNEXT FUNDS(2554)の紹介記事からの引用です。

長期にわたる低金利環境下において、リスクを抑えつつ国内債券よりも魅力ある利回りを享受できる商品へのニーズは高まる一方です。そこでこのたび、資産運用に有用なアセットクラス※として投資家からの関心の高い、償還年限が10年以内の米国投資適格社債を為替ヘッジ付きのETFとして商品化しました。

引用:紹介記事

僕はこのETFに期待していたのですが、iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)の方が良いという判断になりました。

NEXT FUNDS(2554)とSSGA USボンドオープン(ヘッジあり)のリターン比較

参考までに、NEXT FUNDS(2554)とSSGA USボンドオープン(ヘッジあり)のリターンを比較しました。配当金は無視しています。

NEXT FUNDS(2554)とSSGA USボンドオープン(ヘッジあり)のリターンを比較グラフ

赤のラインがNEXT FUNDS(2554)です。ほぼ同じ値動きです。気になるのは3月以降大きく変動している点です。

iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)とNEXT FUNDS(2554)のリターン比較

次はiシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)とNEXT FUNDS(2554)のリターン比較です。NEXT FUNDS(2554)の設定直後を避けた、2019年7月16日から、2020年4月10日までです。

iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)とNEXT FUNDS(2554)のリターン比較

赤のラインがiシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)です。株価暴落が開始した2月21日から大きく上昇し、その後乱高下しています。でも、緑のラインのNEXT FUNDS(2554)より都合の良い(好ましい)動きです。

僕の考えている出口戦略では、株高、金利高、債券安の時にスリム先進国株式を売却して債券を買います。その後、債券を売却しながら(資産を取り崩しながら)生活するようになってから、今回のような株価暴落に見舞われても、債券価格が大きく下がらないのが理想です。そんなにうまい話はそうそうないわけですが、今回の株価暴落で、NEXT FUNDS(2554)は厳しいということが分かりました。

この2商品の値動きの違いは、投資対象の債券の残存期間の違いによるものでしょう。僕の希望から考えても、短期債券を保有する意味は少ないことが実証された形になりました。

NEXT FUNDS(2554)を積極的に選択する理由がない

  • 投資対象はiシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)の方が好みに合っています。
  • 信託報酬はiシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)の方が安いです。
  • どちらも国内籍ETFなので、年4回出る配当金にかかる米国での10%課税分は、国内課税から除外されます。
  • 楽天証券ならどちらも取引手数料無料です。
  • 配当金実績は、iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)は十分満足、NEXT FUNDS(2554)はまだ判断不可能です。
  • NEXT FUNDS(2554)は、設定後1年未満とは言え、純資産総額が2.31億円しかなく流動性に不安があります。iシェアーズ米国債7-10年 ETF(ヘッジあり)は108億円あります。

これらの比較結果から、NEXT FUNDS(2554)を積極的に選択する理由がありません。よって、残念ながら、落選とします。

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