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つみたてNISA適格商品で暴落を気にせず買われているランキング

2020年2月21に株価急落が始まり、株価は誰もが暴落と認めるほど大きく下落し、FRBのパウエル議長は米国経済が景気後退(リセッション)入りしたと発言しました。こんな状況の中、ファンドの保有者はみんなビビって狼狽売りしているとか、積立設定を解除してしまっているだろうと想像する向きもありますが、実態はちょっと違います。

ファンドによっては、大きく買い増しされているものも存在します。それは総口数の推移、または資金流出入金額の推移から分かっていました。それを、ランキング形式の一覧表にしてみました。

ランキングの決め方

対象ファンドはつみたてNISA適格商品で、僕が監視対象にしているものです。有名なものは全部入っています。

ランキングは3月の資金流入金額の多い順です。1月と2月の資金流入金額も表示してあります。2月と3月の資金流入金額が、前月のものより多いセルを黄色に塗ってあります。つまり、2月と3月のセルが黄色のものが、たくさん買い増しされている、ということです。

なお、資金流入金額はあくまで買い付け金額ー売却金額の累計に過ぎません。その内訳までは分かりません。

1位から20位まで

純資産総額は3月27日のものです。単位は億円です。

1位から20位までのランキング

  • 1位のスリム米国株式は、明らかに暴落で買い増しされています。3月は27日までで2月の倍も買われています。
  • 2位のスリム先進国株式は、2月は1月より少なかったのですね。でも3月はほぼ倍増です。
  • 3位の楽天全米株式の人気は盤石です。
  • 4位のSBIバンガードS&P500の人気も安定しています。
  • 5位のニッセイ外国株式、信託報酬引き下げが功を奏したのでしょう、一時期の不振から脱却したように思います。
  • 日経平均連動商品は短期売買のおもちゃにされているように思います。
  • 絶好調のオール・カントリーも、こうして見ると10位だし、大したことはないですね。でも純資産総額比で見ると、増加率は素晴らしいです。
  • 11位のひふみプラス、2月、3月で持ち直しています。
  • 18位のたわら先進国株式、勢いがないですね。ライバルとの差が広がり続けています。

21位から60位まで

21位から60位までのランキング

61位から100位まで

61位から100位までのランキング

  • 61位のセゾングローバルバランス、3月は解約組が多かったのでしょうか。気になりますね。
  • 68位以降は3月の資金流入額が1億円未満なので、つみたてNISA適格と言えども人気的には厳しいですね。

101位から139位まで

101位から139位までのランキング

  • 101位以降はそもそも売れていないので、ランキングの意味は少ないです。
  • 129位のひふみ投信の3月は解約金額が減少したと思われます。

感想

ランキング上位の商品について言うと、このぐらいの暴落では、ビビって狼狽売りする人よりも、チャンスと思って買い増しする人の方が多いと思われます。特に1位のスリム米国株式の3月の資金流入額の多さはびっくりです。暴落しても、米国株式の人気の高さは揺るぎない、ということでしょうか。

でも暴落は始まったばかりです。株価はこれからもう少し下がるかも知れません。ファンドを支えている受益者は、買い持ちを続ける、積立投資を継続することができるでしょうか。

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