国内株式

つみたて日本株式(日経平均)の運用コストと評価

スリムシリーズはeMAXISシリーズと同じマザーファンドを利用する、超ローコスト版と言えます。つみたてんとうシリーズは、主に金融機関の窓口を好む顧客層をターゲットにし、異なる信託報酬体系で設定された、つみたてNISA適格商品のみで構成されています。

つみたて日本株式(日経平均)は、スリム国内株式(日経平均)の別販路版です。ただし、つみたて日本株式(日経平均)の方が先に設定されています。

つみたて日本株式(日経平均)

2017年8月16日に税抜き信託報酬0.18%で設定されました。つみたて日本株式(TOPIX)と同率です。

マザーファンドはスリム国内株式(日経平均)と同じで、運用の安定性は実証済みです。スリム国内株式(日経平均)と違うのは、信託報酬と販路(=顧客層)です。

つみたて日本株式(日経平均)は、もちろん、つみたてNISA適格です。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。スリム国内株式(日経平均)と比較しています。

運用報告書から計算したトータルコスト表

マザーファンドが同じなので、隠れコストも同水準でした。

スリム国内株式(日経平均)とのリターン比較

次はスリム国内株式(日経平均)とのリターン比較です。スリム国内株式(日経平均)の設定直後を避けた、2018年2月20日から2021年4月16日までです。

スリム国内株式(日経平均)とつみたて日本株式(日経平均)のリターン比較グラフ

青のラインはリターン差で、スリム国内株式(日経平均)ーつみたて日本株式(日経平均)です。きれいな右肩上がりの直線です。

運用報告書から計算したトータルコスト差は0.04%ポイント程度あります。

次はスリム国内株式(日経平均)の運用コストを年率0.03%ポイント増量したものとの比較です。

スリム国内株式(日経平均)の運用コストを年率0.03%ポイント増量したものとの比較グラフ

青のラインはほぼフラットになりました。ほぼ期待通りと言っていいでしょう。

売れています

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。純資産総額は259億円です。

設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

安定した資金流入が続いています。日経平均連動インデックスは短期売買のおもちゃにされる傾向が強いのですが、つみたて日本株式(日経平均)は違います。

次はスリム国内株式(日経平均)もプロットしたものです。純資産総額は110億円です。つみたて日本株式(日経平均)の方が倍以上も売れています。

スリム国内株式(日経平均)もプロットしたグラフ

緑のラインがスリム国内株式(日経平均)です。短期間で売却している人がかなりの割合でいるようです。

評価:ネット証券以外で買う場合の選択肢になります

つみたて日本株式(日経平均)は、ネット証券の利用者には価値のない商品です。が、ネット証券よりも、証券会社や銀行の窓口で対面で買う方が良いという顧客層は、一定数存在すると思われます。でなければつみたて日本株式(日経平均)が、200億円を超える資金を集められると思えません。

そのような顧客層が日経平均に投資するなら、つみたて日本株式(日経平均)は良い選択肢になります。

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