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三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスの運用コストと評価

インデックスファンドへの投資が資産形成を目的とした場合、コストよりもっと重要な要件があります。信託期間が無期限であることです。

NYダウ指数連動なのに、信託期間が10年しかないものを平気で売りつける金融機関が存在します。そういうものを買わないだけの、最低限の知識を身につけたいものです。

三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックス

2014年1月31日に税抜き信託報酬0.68%で設定されました。運用会社は三井住友DSアセットマネジメントです。以来、信託報酬は引き下げられていません。

  • 購入時手数料税抜き1%が設定されています。
  • 解約時信託財産留保額はありません。
  • 信託期間が10年しかなく、2023年11月6日に償還されます。
  • 扱っている金融機関は、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行だけです。推して知るべしですね。
  • もちろん、つみたてNISA適格ではありません。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。SMTAMダウ・ジョーンズ・インデックスと比較しています。

運用報告書から計算したトータルコスト表

隠れコストは少し高めです。トータルコストはほぼ同じです。

リターン比較

DIAトータルリターンとの比較

NYダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)に連動するETFにDIAがあります。三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスは現物株運用で、DIAとは無関係ですが、DIAトータルリターンと比較することで運用コストの大小が分かります。

次は2018年年初から2020年11月30日までの、DIAトータルリターンとの比較です。

DIAトータルリターンとの比較グラフ

次はDIAトータルリターンの運用コストを年率0.80%ポイント増量したものとの比較です。

DIAトータルリターンの運用コストを年率0.80%ポイント増量したものとの比較グラフ

青のラインはほぼフラットになりました。運用報告書から計算したトータルコストから考えた適正量よりも多く増量しています。これは、三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスのトータルコストは、運用報告書から計算したものより大きいことを示唆しています。

iFree NYダウとのリターン比較

次はiFree NYダウとのリターン比較です。2017年4月10日から2020年12月11日までです。

iFree NYダウとのリターン比較グラフ

緑のラインが三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスです。青のラインはiFree NYダウーSMTAMダウ・ジョーンズ・インデックスです。きれいな右肩上がりの直線です。なお、株価暴落時に凹んでいるのは正常です。

次は三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスの運用コストを年率0.61%ポイント増量したものとの比較です。

三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスの運用コストを年率0.61%ポイント増量したものとの比較グラフ

青のラインはほぼフラットになりました。運用報告書から計算したトータルコストが正しいとすると、0.50%ポイントが適量です。よって、このブログのリターン比較方法だと、三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスのトータルコストは運用報告書から計算したものより0.11%ポイント高いことになります。

不人気です

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。純資産総額は31億円です。不人気で良かったです。

それでも、コロナショックによる株価暴落時には15億円を超える資金流入がありました。不思議です。

評価:買ってはいけません

三井住友NYダウ・ジョーンズ・インデックスは信託期間が10年しかなく、2023年11月6日に償還されます。残り3年を切っています。そんな資産形成に不向きな商品を買ってはいけません。

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