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ニッセイTOPIXオープンの運用コストと評価

ニッセイTOPIXオープンは運用期間が20年にもなる、歴史のある商品です。でも激しい信託報酬引き下げ競争の結果、今ではすっかり高コストになってしまいました。その役目は、同じマザーファンドを利用するニッセイTOPIXに引き継がれています。

ニッセイTOPIXオープン

2001年4月7日に設定されました。現在の税抜き信託報酬は0.50%です。最安水準は0.14%なので、かなり高く感じてしまいます。なお、解約時信託財産留保額0.3%が設定されています。

ニッセイTOPIXオープンは、つみたてNISA適格です。

運用コスト

次は運用報告書から計算した運用コスト(トータルコスト)です。

運用報告書から計算したトータルコスト表

支配的なのは信託報酬です。

ニッセイTOPIXとのリターン比較

次はニッセイTOPIXの設定直後を避けた2015年5月15日から2021年4月30日までの、ニッセイTOPIXオープンとのリターン比較です。

ニッセイTOPIXとニッセイTOPIXオープンのリターン比較グラフ

青のラインはリターン差で、ニッセイTOPIXーニッセイTOPIXオープンです。複利効果で弓なりに曲がっています。コロナショックによる株価暴落時に凹んでいるのは正常です。

売れ行きは

次は設定来の資金流出入額の累計の推移です。純資産総額は125億円です。

設定来の資金流出入額の累計の推移グラフ

資金流出傾向が続いています。逆に、資金流出傾向でなかったらびっくりします。これは受益者の好ましい行動の結果と言えるでしょう。

次はニッセイTOPIXもプロットしたものです。純資産総額は388億円です。スリム国内株式(TOPIX)よりも売れています。

ニッセイTOPIXもプロットしたグラフ

世代交代が進んでいる様子が良く分かります。

評価:買う価値ありません

ニッセイTOPIXもオープンが担ってきた役割に敬意を示しつつも、今から買う価値はありません。その意志を引き継いだニッセイTOPIXか、スリム国内株式(TOPIX)がおすすめです。

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